日本人が書いたおすすめ古典まとめ

こんにちはどろますたです。

読書には「古典」というジャンルがありますよね。

その多くが西洋由来です。

しかし、西洋の古典は翻訳されていて、文体がぎこちないことが多いんですよね。

結果、非常に無味乾燥な文章に劣化しているケースも多いです。

 

そんな中、日本発祥の古典であれば、書かれたままの文体をキープしつつ作品を味わうことができます。

当記事では、そんな古典の中でも読みやすい「日本発祥の古典」をご紹介。

夏目漱石

最初はこのひと!夏目漱石!

坊っちゃん

ワガママで正義感満点の主人公が、学校の小狡いヤツらを懲らしめるお話。

気分爽快。

主人公だけでなく、サブキャラの人たちも個性が際立ってて、好きなキャラクターがわかれそうな作品。

こころ

親友・Kとの三角関係を描いた作品。

Kが主人公とヒロインとの関係を知って絶望、最後に自殺してしまうバッドエンドです。(有名なのでネタバレ)

なんど読んでもKが死んだ理由が掴めない、ミステリアスな側面もあります。

「夏目漱石三部作」の一角を占める作品。

三部作は『三四郎』、『門』、『それから』の3つですが、『門』が一番面白いです。

なので、『三四郎』をサクっと漫画で読んで『門』に入るのがおすすめ。

芥川龍之介

続いてはこの人。有名な「芥川賞」の由来となった人。

夏目漱石と師弟関係を結んでいるという意外な一面も。

最後は承認欲求に溺れ、自殺してしまいます。

大きな鼻がコンプレックスの主人公。

手術をして治ったはいいものの、コンプレックスは治らず。

外見ではなく内面の問題。

よくある心理状態の核心をついた傑作。

芥川作品でダントツで好き。

蜘蛛の糸

地獄に垂らされた一本の蜘蛛の糸。

群がるたくさんの犯罪者たち。

人間の欲望と、導かれる破滅。

リアリティはないけど、現実社会の風刺とも取れる作品。

侏儒の言葉

「名言集」のような位置づけ。

著者が気にしている文章がたくさん記述されている。

短い文章が多いので、気軽に読めるのが魅力。

自己啓発的な雰囲気がある、珍しい古典。

太宰治

お次は太宰治。個人的に大好きな作家の一人。

「日記的な文学」と評される、親しみある文体が魅力です。

人間失格

太宰治の最高傑作。文頭の

恥の多い生涯を送って来ました。ー本文より

はあまりにも有名。

仮面を被って生きている全ての人に捧げたい史上最高の一冊。

惜別

中国人留学生・魯迅と日本人大学生の交わりを描いた作品。

著者の精神状態が落ち着いた時期に書かれているので、温かい雰囲気のある仕上がりに。

グッドバイ

未完だけど面白い。

モテ男が、複数いる彼女に別れを告げるため、超絶美人を横に従え別れを告げていく、というお話。

太宰治自身モテ男で有名だからこそ、こんなアイデアが出てくるんでしょうね。

ヒロインの「声質が悪い・怪力・超絶美人」というミステリアスな設定がイイ。

三島由紀夫

太宰治を毛嫌いしていた三島由紀夫。

三島の文章は「格調高い」と評され、日記的な太宰治の作品と対照的でした。

完璧なまでの日本語表現力を堪能せよ!!!

仮面の告白

バイセクシャルの著者の性癖が暴露された傑作。

これが処女作なんてビックリですね。

事細かに書かれているので、好き嫌いが大きく別れる作品だと感じます。

潮騒

三島由紀夫にしては珍しい、オーソドックスな青春ラブ小説。

海が綺麗な田舎を舞台に、若い男女の恋物語が展開されます。

風景描写も鮮やかで、読後数年たった今でも鮮明に覚えているほどです。

金閣寺

三島由紀夫の代表作。

金閣寺を愛して止まない青年が、金閣寺を放火するまでを描いたお話。

格調高い文体で、海外でも非常に高い評価を得ている不朽の名作。

個人的には面白さはそこそこ、といった感じ。上記2つの方が面白い。

武者小路実篤

モテない文学者の代表格。

全ての非モテに捧げたい、最高の一作をご紹介。

友情

三角関係を描いたお話。

前後半に別れており、前半は日常生活における主人公のヒロインへの想いを中心に書かれていて、平和的。

しかし、後半で思いもよらない、最悪のバッドエンドを迎えます。

一言で表すなら「ジェットコースター」。

救いのないバッドエンドを見逃すな!

谷崎潤一郎

ドM文学の最高峰だとぼくが勝手に思っているのがこの人。

痴人の愛

10代の貧乏娘を、そこそこ裕福な主人公が自分好みに育成する話。

しかし、あまりに美人に成長したせいで、立場が逆転していく….!

徐々に心を奪われていく主人公の変化が面白すぎる。

なんども読み返している名作。

中島敦

示唆に飛んだ「古典らしい」文学者だと勝手に思ってるのがこの人。

名人伝

弓の名人になるため、ひたすらに修行するお話。

修行の先にたどり着いた境地は、常人には計り知れない領域だった…!

山月記

教科書の題材として扱われる不朽の名作。

自尊心と羞恥心のはざまで揺れ動く人間心理をついた最高の一冊。

梶井基次郎

情景描写ならこの人、と勝手に思ってます。

語感と必要十分な言葉選びが魅力。

檸檬

全28段落からなる梶井基次郎の代表作。

ぜひ、音読してほしいです。

とにかくリズムがいいんです!

まさに「文章を味わいたい」人におすすめ。

物語性は低く、合わない人も多そう

有島武郎

一房の葡萄

人のものを盗んだ少年と、包容力のある女性教師を描いた作品。

可愛らしい少年の心理を丁寧に描いた作品で、読後感は非常にほっこり。

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