『ゲーテとの対話』は古典界の宝石箱!金言に思わず下線ひきまくり。

Conversation With Goethe

古典から学びたい人はまず『ゲーテとの対話』を読むべし!

著者とゲーテの、ほぼ10年におよぶ親しい語らいは、文学、芸術、個人生活、諸外国の文化など多岐に及んだ。それらをまとめた本書は、読者もまたゲーテと語り合っているかのような愉しさに溢れる。ー「MARC」データベースより

皆さんゲーテはご存知ですよね?世界史で勉強した人も多いと思います。

ゲーテ作品といえば、『ファウスト』&『若きウェルテルの悩み』がツートップですね。

けれど彼に関する書籍の中で一番「ゲーテ自身」を理解できるのは

『ゲーテとの対話』

なんですよ。

あまりメジャーではないのですが、これは著者のエッカーマンが頻繁にゲーテと交流し、その中でのゲーテの様子や言葉をまとめたものです。

今日はこの作品で気に入ったゲーテのセリフをいくつか紹介。下線を引くのは嫌いなのですが、ついつい線を引いてしまいました・・・。

ゲーテの名言集

「誰でも旅行するについては、何を見るべきか、何が自分に大切か、を知っていなければならない」

➡確かに・・・。ただ何の目的もなく旅に行ってもあまり面白くない。

「純粋の、真に偉大な才能ならば、制作することに至上の幸福を見いだすはずだ」

➡これ、成功者はよく言いますよね。「何かを楽しむ」より「何かを作り出す」方が面白い、と。

「性に合わない人たちとつきあってこそ、うまくやって行くために自制しなければならないし、それを通して、われわれの心の中にあるいろいろ違った側面が刺戟されて、発展し完成するのであって、やがて、誰とぶつかってもびくともしないようになる」

➡嫌いな人と時には会うのも大事。たまに実践してます。確かに嫌いな人と会った方が刺激は強い。

「沈みゆけど、日輪はつねにかわらじ」

➡偉大な人間の比喩。たとえがうまいなぁ。。

「結局、最も偉大な技術とは、自分を限定し、他から隔離するものをいうのだ」

➡現代風に言えば「差別化」・・・かな?ネットの普及で誰もがある程度「万能」になれる現代においては、差別化は更に重要になってきています。

「どんな才能だって、学識によって養われねばならないし、学識によってはじめて自分の力量を自在に発揮できるようになるのだ」

➡うへえ。。。厳しい。。。何をするにも勉強は大事ですよね。確かに凄い人ほど、圧倒的に勉強してます。。

「本当の才能ある人はちゃんと自分の道をみつけるものなのだ」

➡「自分の道を見つける人」=「才能のある人」なのか・・・。

「実際の話シラーは、爪一つ切らせてみても、近頃の連中が足許にも及ばないくらいうまかったね」

➡シラーはゲーテのライバルだったと言われています。そのライバルを称賛した一言。

「誰でも健康に暮せて、自分の職にいそしむだけの自由さえあれば、それで十分」

➡結局ここに落ち着くらしいです。まだこの境地は理解できぬ。。

「ものを考える基礎をちゃんと自分のうちにおいているので、時代のものの考え方に左右されない態度がとれるのだ」

➡これも厳しい。人に流されず自分の頭で考え、行動できるか。僕はこれを意識しているものの、まだ流されてしまいます。非常に難しいと感じています。

「何か模範となるものが必要なときは、いつでも古代ギリシャ人のもとにさかのぼってみるべきなのだ」

➡よく言われることですが、ゲーテが言うと説得力が違う笑 エッカーマンの書き方がうまいのかな?

おわりに

私見ですが、ゲーテは割と当たり前の事を言っている印象が強いです。

でもゲーテが言うと、その陳腐な言葉たちが恐ろしいほど説得力を増して迫ってきます笑

勿論自分で考えて発信する事が一番大事だと思いますが、その材料としては最高の素材のように感じますね。

あ、そうそう、この本はマンガ版でも出てるんですよ。

知ってる人は知ってる、「まんがで読破シリーズ」から。

対話形式なので古典にしては読みやすく、たくさんフカイことが学べて楽しいですぜ。

「古典から学べ」とはよくいわれますが、その中でもトップレベルの「金言の宝庫」ですね。

もともと「エッカーマンがゲーテに教えをこう」スタンスだから、金言も出てきやすい構造になってるんですよ。

「古典読んでみよう!」と思ったら読んでみるといいですね。

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