『7つの習慣』 byスティーブン・R・コヴィー

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スティーブン・R・コヴィー博士の『7つの習慣』を読みました。

 

この本は多くの自己啓発本が提唱する「個性主義」に警鐘を鳴らし、「人格主義」の回復を提案しています。

個性主義というのは、How to本にありがちな、枝葉の方法論のこと。

一方人格主義は、人間の根幹にある「在り方」を高めるべきだ、という考え方のことですね。

 

この本は自己啓発の源流であり、「古典」の位置付けです。

 

早速紹介していきましょう。

 

①私的成功を求めよ

コヴィー博士は、何よりまず、「私的成功を追求する」ことを提唱しています。その私的習慣をつけるために必要な習慣は3つあります。

1.主体的である

まず、「主体的であれ」と説いています。

例えば、自分に何かしらの「刺激」が入ってきたとします。ショッキングな出来事だったり、嬉しいことだったり。

で、それに対して「どんな反応をするか」は自分で選択できる、と説いています。

物事をどう解釈するかは、主体的に選択可能なのです!

 想像を絶する過酷な状況の中で、フランクルは人間だけが授かった自覚という能力能力を働かせ、人間の本質を支える基本的な原則を発見した。それは、刺激と反応の間には選択の自由があるある、という原則がある。ー本文より

2.終わりを思い描くことから始める

私的成功のための第2の習慣として、「終わりを思い描く」ことをまずせよ、と提唱しています。

これは正しい方向に進むために必要なのだ。

 終わりを思い描くことから始めるというのは、目的地をはっきりさせてから一歩を踏み出すことである。目的地がわかれば、現在いる場所のこともわかるから、正しい方向へ進んでいくことができる。ー本文より。

3.最優先事項を優先する

3つめの習慣としては、優先順位をきちんとつけることを提唱しています。

私自身これまで長い間時間管理という興味深いテーマを探求してきたが、時間管理の本質を一言で言うなら「優先順位をつけ、それを実行する」に尽きると思う。ー本文より。

この3つ目の習慣をつけるには、第1、第2の習慣が必要不可欠だそうだ。

 第3の習慣を身につけるためには、第1と第2の習慣の土台が不可欠である。ー本文より

②公的成功を求めよ

4〜6つ目の習慣は、私的成功ではなく「公的成功」を求めるためのものです。

そしてこれらは、「私的成功」が前提なのだ。

私的成功は、公的成功に先立つ。自分を律し、自制することが、他者との良好な関係を築く土台になる。ー本文より。

4.Win-Winを考える

4つ目の習慣は、「Win-Win」を考えるである。

そして、効果的な人間関係におけるリーダーシップリーダーシップの習慣は、「Win-Winを考える」である。ー本文より。

Win-Winの関係こそ、もっと理想的な人間関係なのだ。

5.まず理解に徹し、そして理解される

5つ目の習慣は、まず相手を理解するように努めることである。

 私がこれまでに人間関係について学んだもっとも重要な原則を一言で言うなら、「まず理解に徹し、そして理解される」ということだ。この原則が効果的な人間関係におけるコミュニケーションの鍵なのである。ー本文より。

これを実行するために理想的な方法は、「共感による傾聴」である。

共感による傾聴とは、まず相手を理解しようと聴くことであり、相手の身になって聴くことである。相手を理解しよう、本当に理解したいという気持ちで聴くことである。ー本文より。

共感による傾聴でまず相手を徹底的に理解し、その後、自分を理解してもらうのだ。まず「相手本位で」というのがポイントだ。

6.シナジーを創り出す

シナジーとは、全体の総和は個人の力の総和より大きくなる、というものだ。相乗効果といえばわかりやすい。

そして、このシナジーは先の「Win-Win」を追求していくことで実現する。

③再新再生

7つ目の習慣は、先の6つの習慣をより充実させるためのものだ。

それは「刃を研ぐ」というものだ。

6.刃を研ぐ

具体的には、肉体、精神、知性、社会・情緒の4つの側面を鍛えるのだ。

「肉体」は運動、栄養、ストレス管理を整えることによって成長する。

「精神」は価値観の明確化や学習、瞑想によって高められる。

「知性」は読書や執筆によって向上可能だ。

「社会・情緒」は奉仕や共感、シナジーによって高められる。

 

この4つの側面を鍛えることにより個の力がアップし、先の6つの習慣がより効率的なものになるのだ。

 

終わりに

これは自己啓発の「古典」と言われていますが、当たり前のことしか書いていない印象を受けましたね。

本質的なことって実はすごくシンプルなんですね。

枝葉のところはまず捨て置き、本当の成功を求めるために、「人格主義」に目を向けてみてはいかがでしょう?

 

 

 

 

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