『勝ち続ける意志力』 by梅原大吾

book

プロゲーマーの梅原大吾さん、ご存知でしょうか?

今回は彼が書いた『勝ち続ける意志力』の書評記事です。

 

 

梅原さんは、日本でもっとも有名なプロゲーマーです。彼はゲームという対象に全てを注いでいます。ですがゲームとはいえ頂点に立った人の考え方は普遍性があり、多くの方に応用可能です。

 

今日は本書でみられた、著者の「考え方」をちょっと見てみましょう。

①勝ち続けるためには、分析と努力を繰り返すこと。

梅原さんは、幼い頃から「自分が勝てる理由」と、「人が勝てなくなる理由」を徹底的に分析し、努力を続けてきたのだそうだ。そしてそういうスタイルを確立できないと、「勝ち続ける」ことは不可能なのだそうだ。

僕は子供の頃からこれまでずっと、「どうして自分は勝てるのか」「どうしてあの人は勝てなくなったのか」を考え続けてきた。だからいまは、完璧とは言えないまでも、勝敗を決するプラスの要素とマイナスの要素が見えている。 

 プラスとマイナス、その両方を分析して努力を続けない限り、勝ち続けることはできない。自分の才能に頼るとか、ひとつの勝ち方にこだわるような人は、必ず落ちていく。もちろん極端に下手になることはないが、一時期の勢いはなくなってしまう。ー本文より。

 

②まずは「前を走る人の真似をすべし」。

梅原さんは一時期麻雀に没頭していた時期があったのだそう。そして彼は、自分より格段に上手い人の打ち方をとことん盗んでいたのだそう。よく言われるTTPですね。

梅原さんは、そうしたTTPによる基礎固めを3年くらい続けるべきだ、と説いています。

 少なくとも2年、あるいは3年、基礎を学ぶ必要がある。自分の我を通すことなく、セオリックなことを学ぶべきだと考えている。そうしてベースが身についたところで初めて、異なるやり方を模索すればいい。「こんなやり方はどうだろう」と試してみればいい。ー本文より。

 

やはり上達の近道は誰かの真似をすること。そのためにまずは目標となる人物と何とか接触するのが大事ですね。

 

終わりに

この本は梅原さんの半生についても書かれています。ゲーマーを目指している人に最適な本です。

 

ですがゲーマー以外にも学ぶべき点がたくさんあります。上で紹介したのはそのほんの一部分にすぎません。

この本は楽しく生きたいというよりはむしろ、ひとつのことをとことん極めたい人にオススメです。

 

進むべき道がわからなくなって迷っている時、道標となってくれる、そんな本でした。

 

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