見城徹&藤田晋さんの『憂鬱でなければ、仕事じゃない』 が面白い。

Book Review

読了しました。見城さんと藤田さんの『憂鬱でなければ、仕事じゃない』。

今の世の中って、「好きなことをして生きよう!」という言説が流行ってますよね。けれどもお二人はタイトル通り、「憂鬱じゃなければ仕事ではない」と説いています。

そういう部分を狙ったのでありましょうが、これは世の中の流れと反した主張とも言えるでしょう。 

好き嫌いは脇に置き、自分のやってるところに圧倒的な自信を持ってそこに自信を見出す、という生き方も一つのあり方なのではないでしょうか。

早速内容を見ていきましょう。

①憂鬱でなければ、仕事じゃない

きっとこのメッセージが一番伝えたいものなのでしょう。ちゃんと仕事をするには、楽しいだけじゃやっていけない、と説いています。お二人は仕事を「好き」でやっているのかもしれませんが、そこに「楽」を感じ取ることはできません。

実際見城さんは、むしろ3つ以上憂鬱なことがないと逆に不安になるとおっしゃってます。  

僕は、朝起きると、必ず手帳を開く。自分が今、抱えている仕事を確認するためだ。そして、憂鬱なことが三つ以上ないと、かえって不安になる。  ふつう人は、憂鬱なこと、つまり辛いことや苦しいことを避ける。だからこそ、あえてそちらへ向かえば、結果はついてくるのだー本文より抜粋

憂鬱で逃げたい人。それは正しい人なのです。

②他者への想像力をはぐくむために一番必要なのは、恋愛

お二人によれば、仕事で大事なのは、相手が何を求めているかを想像力をフル動員して察知し、それを差し出すこと。それが相手理解が原則なのです。

そしてその想像力を鍛えるもっとも素晴らしい薬が「恋愛」であると説きます。人間の自然な行いは、全て合理的に意味があるんですね。  

他者への想像力がある人は、人を惹きつけることができる。気持ちがわかってもらえたと思うと、その人は損得を超えて、相手のためになることをしようとする。それが結果的に、予想を越えた実りにつながるのだ。  では、そうした想像力をはぐくむためには、どうすればいいか?  恋愛をすることである。ー本文より

終わりに

この本は本気の本です。見城さんは、「成果を出せる人間かどうかは見ればわかる」とおっしゃってます。本気の人の目は違うのだそうです。 この本は本気で生きてる人には「そりゃそうだよな。」と納得できる内容になってます。

一方、なんとなく逃げ気味で本気で生ききれない人には劇薬となるでしょう。ぼくはこっち側でした。 また素晴らしい一書に出会うことができました。

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