仏教は宗教ではない ~お釈迦様が教えた完成された科学~ 仏教は宗教ではない 前編

イケダハヤトさんと、アルボムッレ・スマナサーラさんの対談本。

内容は宗教です。
これもまた面白かったので紹介させていただきます。いや、イケダさんの本ははずれませんね。

祈っても意味はない。

いきなり爽快です。仏教の世界では、「祈ること」が無意味であることを断言しています。

スマナサーラ 仏教では、「祈っても何にもならないんだ」とはっきり言っているんですよ。
イケダ あぁ、そこははっきりと言っているんですね(笑)
スマナサーラ お釈迦様はこう言っています。「もしも、祈ることで何か叶うのならば、人間は仕事をする必要がないんだ」と。
イケダ あはは(笑)。いやもう痛快です。おっしゃる通りですね。ー本文より

仏教では、祈ることは無意味だとされています。こう言った面でも、仏教がいかに宗教色が薄いかがハッキリとわかりますね。

日本は宗教に染まっている!

日本人は宗教を嫌う傾向にありますよね。宗教色が強いものに対して、「マインドコントロール」とか、「洗脳」とかをイメージし、拒否反応を起こす人が多い。
けれども、日本人は占いを信じますよね。
初詣の時はお賽銭を投げますよね。
「ゲン担ぎ」
とかいって。

甲子園にいった高校球児も、試合に負けるとなぜか甲子園の土を持って帰ります。

これらって、よくよく考えるとさしたる意味はない。けれども日本人の多くはそこに疑問を抱かず、「なんとなく」やってしまっているのが現状です。

スマナサーラ 多くの人が、日本人は宗教を煙だがっているとかあれこれ言いますけど、日本ほど宗教に凝り固まっている国はあるのかと思いますね。日本では何でも宗教なんです。ー本文より。

生まれたことに、意味はない。

さらに面白いことに、仏教の世界では「生きることに意味はない」と説いています。

スマナサーラ ただ生まれただけです。「迷惑をかけても生き続けたい」と思っているだけなんです。100年長生きしたら、100年間悪いことしているだけ。他の生命に100年間迷惑をかけたでしょう。ー本文より。

人間は生物を殺してそれを食べて生きています。この時点で、「めっちゃ迷惑な」存在ですよね。人間はこのように、「他者の命を奪って生きる」矛盾した存在なのです。

なので人間は決して崇高な存在ではなく、ただ「生きたい」と願っている、「迷惑をかけてでも生き延びたい」と望んでやまない存在なのです。見方によってはかなり悲しい存在とも言えるでしょう。

終わりに

めっちゃ面白かった。他にも死に関する考察や、輪廻転生の話など、食いつきたくなる話題てんこもりです。

宗教よりも科学、哲学に興味のある人は読んでて楽しいでしょうね。対話形式なので読みやすいですよ!

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