自分の中に毒を持てー天才・岡本太郎からのアツきメッセージ。アナタは常識を超えられるか?

熱量やばし。

「楽しくて楽しくてしようがない自分のとらえ方」「本当の相手をつかむ愛しかた愛されかた」など、“常識人間”をすて、いつも興奮と喜びに満ちた自分でいるための生き方を説いた一冊。「芸術は爆発だ!」という名言どおり、超個性派人間として精力的に活動された著者ならではの、力強い人生論です。ーAmazon 内容紹介より

 

岡本太郎さんの『自分の中に毒を持て』。

一生を通して破天荒な生き方を貫いた岡本さん。

その本の内容も他の本とは全く異なるもの。

世の中の矛盾に敏感に気づき、嫌悪にまみれてる人にオススメです。

見ていきましょう。

人生は積み重ねでなく「積み減らし」

多くの人が人生「積み重ねだ」と思っています。

経験。成長。努力。

これらは全て「積み重ね」という前提のもとで成り立ちます。すでに社会で成功している人も、「毎日の習慣」の重要性を説く人は多い。

ですが、岡本さんは一味違います。

岡本さんは人生は「積み減らすべき」という真逆の考えを説きます。

人生に挑み、本当に生きるには、瞬間瞬間に新しく生まれかわって運命をひらくのだ。それには心身とも無一物、無条件でなければならない。捨てれば捨てるほど、いのちは分厚く、純粋にふくらんでくる。ー本文より抜粋

今までの自分を捨てる、という意識です。これは新鮮な見方ですね。

自分の生きるスジ、誰にも渡すな。

安定的な道をとる人がいます。特に日本社会においてはそういう人が多い、とも言われます。

岡本さんはそんな日本の風潮に違和を感じ、 異を唱えます。

特に若者は、「夢を追いかけるべきだ」とときます。

自分自身の生きるスジはだれにも渡してはならないんだ。この気持ちを貫くべきだと思う。
 どこにも属していないで、自由に自分の道を選択できる若者だからこそ決意すべきなんだ。新しく出発するチャンスなのだから。ー本文より抜粋

死を前提にすれば、生が充実する。

なんとなく生きてるけど、なんか虚しい。

適当に仕事して、食欲性欲満たして適当に死ぬしかない。

そう思ってる人がいる。ぼくもなんだか、毎日虚しい。

岡本さんによると、その答えは「死を前提にしてないから」なのだという。

さらに、今を充実して生きるには「死の意識」を常に持っていきるべし、としている。

 強烈に生きることは常に死を前提にしている。死という最もきびしい運命と直面して、はじめていのちが奮い立つのだ。死はただ生理的な終焉ではなく、日常生活の中に瞬間瞬間にたちあらわれるものだ。この世の中で自分を純粋に貫こうとしたら、生きがいに賭けようとすれば、必ず絶望的な危険をともなう。ー本文より抜粋

終わりに

岡本さんは「どう生きるか」を考えただけじゃなくて、自分が本当に納得した道を「実践した」ところがすごい。

「どう生きるか」を自問自答する人自体、まず少ない。さらに、社会の枠組みを蹴飛ばしてその答えを実行に移す人は、本当に稀なのではないだろうか。

この本、本当に面白い。ほとんどの人が避けて通れない道を、時には己を殺し、血まみれになりながらも進んでいった人が書いた本。

輝きが、まるでちがうのだ。

ある程度経験があって、売れるロジックを詰めれば、本は売れるのかもしれない。

けれども、それはあくまで「商業」であって「芸術」ではないと思う。

岡本さんはこの本を「売るため」に作ったのではない。それは読めばわかる。

ただ純粋に、「俺はこう生きてきたぜ」と、自信を持って語っている。

その自信。どこにも属さず、自分の力一本で生きてきた男の強さが、この本に凝縮されている。

ぼく自身、目指すべき姿は彼のような生き方だと感じて高揚した。

しかし同時に、彼のような生き方を、自分も含め、多くの人が体現するのは困難を極めるだろうな、と少し不安にも思った。

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