常見陽平さんの『「意識高い系」という病』から学ぶ、「意識高い系」の7つの特徴

「意識高い系」。

今や誰もが知る言葉ですね。けれどもこの言葉が世間に知れ渡ったのもこの本のおかげだと思っています。

この本では日本における「意識高い系」の面白さをユーモラスに紹介し、警鐘を鳴らす本です。

就活の実態だったり、意識が高くなる理由だったり幅広く紹介されている本書ですが、今日はその中でも特に読み込んだ「意識高い系の特徴」をご紹介します。

意識高い系の特徴は?

意識高い系って、どういう人なんでしょう?

常見さんは彼らの特徴について、次のような項目を挙げています。

①やたらと学生団体を立ち上げようとする

②やたらとプロフィールを盛る

③自己アピールがほとんどで、質問が長い!

④ソーシャルメディアで意識の高い発言を連発

⑤人脈をやたらと自慢、そして利用する

⑥学生生活がやたら前のめり

⑦人を見下す

 

①やたらと学生団体を立ち上げようとする

第一の特徴は、「学生団体の立ち上げ」です。彼らは新しい団体を自ら立ち上げ、団体において自分が偉いポジションにいることに執着します。常見さんによると、特に就職難の年にこうした傾向が見られるのだとか。

学生団体の数を正確に数えることは困難だが、特にキャリア形成支援、就活支援系の団体は2000年以降、就職難の年になるたびに盛り上がりを見せる。2000年代前半と、リーマンショック後は特に活気づいたように感じる。ソーシャルメディアの普及や、イベントスペースの増加、この手の学生団体を大学が支援する動きなどもその勢いを後押ししている。

 この手の団体を立ち上げる、そこで幹部になろうとする、そこに入っていることをやたらとアピールする、などが彼らの特徴のひとつである。ー本文より抜粋

なるほど・・・。多分、就職難の時代になると、多くの学生が将来に不安を抱くのでしょう。ぼくも不安です。

そういう不安をかき消すために、学生団体を立ち上げるのだと考えられます。企業側は「何をやったか」ではなく「どのようにやったか、誰とやったか」の方が重要視しているはずなのに、どうしても、飾りたくなってしまうのです。

すごくよくわかります。でも、やっちゃうんですよね・・・。

そんなことしてても二流にさえなれないのはわかりつつも、着飾っちゃうんですよね。本来の自分に自信がないから。実行、内省、改善。その過程すべてがチャランポランで素の自分に自信が持てないからこそ、このような行為に手を染めるのです。

②やたらとプロフィールを盛る

二つ目の特徴はこれです。プロフィール盛りw これはぼくはよくわからないですが、プロフィールを盛ることで承認欲求を満たす意識高い系が存在するのだとか。本文に実際にあった例があったので、引用してみましょう。

 総合商社、コンサル志望/10代までアメリカ、シンガポール育ち/慶應経済3年/三木谷浩史氏と孫正義氏に心酔(2人とも会ったことあり)/FC東京好き/学生団体◯◯ 代表/アジアビジネスに関心あり/TOEIC950点/ビジョナリーカンパニー2、ドラッカーを愛読/フォローリムーブご自由にー本文より抜粋

すごい!!!!有能すぎるw

でも確かに、「意識高い」感じがプンプンします。キラキラしてます。叶姉妹みたいな感じ。よくわからん。

ただなんか、こうい自己顕示欲はわかるな。「自分をみてー自分をみてー。」という内奥からの叫びがひしひしと伝わってくる。FB投稿でよくある、人の心をざわつかせるアレですね。

③自己アピールがほとんどで、質問が長い!

3つめは自己アピール。特に著名人の講演会で、「自己アピールにまみれた質問」をする人がいるのだとか。これもぼくはやったことないですが、そういう人がいるのだとか。

「◯◯大学の◯◯です。本日は貴重なご講演ありがとうございました。御社の取り組みにおいては◯◯という点が素晴らしいと思っていて、私も以前から本を読んで勉強していたので、本日、経営者の方とお会いできて嬉しいです。私も普段から御社の製品を愛用しています。あの質問なのですけど……」ー本文より

これはすごい。空気読めてない感最強。誰かに「認めてもらう」ための手段として、「自己アピール」が適切だと思ってしまったのかもしれませんね。実際は「相手を理解する」ことこそ重要なのに、(俺、できてないけど)そのあたりが足りていないのでしょう。

ただ見方を変えるとすごい人。まず、普通は講演会で手を挙げて発言することが難しいですしね。ちょっと方向性はずれてるけど、その勇猛果敢な感じは素直にかなわないですね。

④ソーシャルメディアで意識の高い発言を連発

SNS。主にFBやTwitterのことですね。これめっちゃわかるw

SNSって、結構欲望を満たしやすいツールなんです。公共の場だと恥ずかしくて言えないようなことが、SNSだと物理的に誰にも見られてないので、自分の本性が出やすいんですよね。これは結構当てはまる人多いんじゃないですか?ぼくもよくやっちゃいますね。

例えばこんな例。

「これからのグローバル化時代、日本だけで勉強していたらやばいなって思っている」ー本文より。

え!!!これ意識高い系なんすかwwwwこれくらい普通にツイートしちゃう!だって素直に「日本だけの勉強はやばい」と思っちゃいますもん・・・。

みなさんはいかがでしょう?

多分この4番目に該当する人は多いと思います。自分の周りでもこの4に該当する学生は一定数います。

⑤人脈をやたらと自慢、そして利用する

5つめはこれ。これも多い。多分7項目の中で一番多いのは、これ。

ぼくはこれを絶対やってない自信があります。④はやってる自信あるけどもw

これに該当する学生が多い。知り合いの対象は特に「起業家」とか、「東大生」とか、「芸能人」とかが多いですね。

例えば、仲良くて幼なじみだったら言っていいと思うんですよ。「あの人幼なじみで仲いいんだぜ!」って。だって事実ですもん。それくらい許容してくれないと辛いw

けれどもちょっとあっただけなのに、「◯◯さんと知り合い」とか、そういうのは聞いてて虫酸が走ります。一人慶應生でそういうことをへーきでいう人がいました。「起業家の◯◯さんと知り合いなんだけど、彼から事業を1つ任せてもらえるかもしんないんだぁ〜」って言ってました。

もう死んでしまえwwwザワザワするってばよwww

⑥学生生活がやたら前のめり

6つ目はこれ。学生生活の前のめり具合が半端ない人。具体的なことは本文に記載があったので見てみましょうか。

夏休みには企業のインターンシップをはしごしたり、海外でボランティアをしたりと、他人に自慢できる経験をしようとするのも特徴だ彼らのFacebookページでのリア充(リアル=現実の生活が充実している人間のこと)ぶりは異常である。ー本文より抜粋

うお、これも意識高い系なのか。FBでこういう人って多いですけど、特に意識高い系って感じはしないですね。

あ、失礼しました。続きがありました。

 前のめりなのはいいのだが、周りに認めてもらいたい、あるいは就活で自慢できるネタにしたいという下心が見え見えなのがいやらしい。ー本文より

あーそういうことか……確かに「好奇心旺盛で前のめり」な人と、「承認欲求や就活のネタのための前のめり」な人にわかれる気がする。

前者の人はすごく共感が持てますよね。みていて楽しい。嫉妬することもありますが。

一方後者はイタい感じがしちゃいますね…ぼくもインドに行ったとき、周りにそうやって見られてたのかなぁ。。。

⑦人を見下す

7つ目は「人への軽蔑」。いるwwwwwww

「自分が尊敬できる奴としか話したくない」

「◯◯さんの意見は大したことなかった」

「先輩と会ったけど、ハズレだった」

 なんてことを、ソーシャルメディア上やリアルな場で言い出す。やたらと評論家モードで、偉そうなことを言う。ー本文より

 

こんな人がいるのですね。よかった、ぼくはやったことない・・・・・、、、、あ、続きがありました。

 一方、こういうことを思っていても絶対に口にしない人もいる。「いい人」、「大人の自分」アピールだ。ー本文より

あーこれはあるわ・・・。はぁ。。。。。。

 

まぁただ、こういう性質は学生に限らないですよね。

 

対等に接してくれる人もいますが、多くの人が何かしらの理由で人をほのかに見下したり、尊敬したりしています。絶対口には出さないけれど、心の中では正直見下してるってこと、あることないっすか?

あるんですけど・・・・。はぁ。。。。

 

終わりに

特に学生が読むといいな、と思った本。何より「自分が実力の伴ってないイタい奴」になってないかチェックできる本です。

学生生活で内省するときに読むと超参考になると思います。

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