とっても面白かった!太宰治のおすすめ3選。

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いやあ面白かったなあ。太宰治の全集10巻を読み終えました。

インターン中に必ず読むと決めていて、1日70頁ずつくらいのペースで読んでいたのですが、だんだんヒートアップしてあっという間に読み終わってしまいました。

家族や友だちと話す機会も勿論大事かもしれないけど、全く違う日本で育った天才の本は何だか異空間に引き込まれてるような魅力があるんですよね。

すみません、むしろ私はこっちの方が好きです笑

前置きはこの辺りにしておいて、今日は太宰の全作品の中で面白かった作品を三つ紹介してみます。

①畜犬談

大の犬嫌いである「私」が嫌々ながらも一匹の犬を飼うことになる。

殺害しようと試みるも失敗し、最後には引っ越し先まで連れていくことを決意する。

犬嫌いなのに犬を放っておけない、嫌悪と憐憫に満ちた人間描写は読んでいて共感。

動物嫌いの人、必見です。

➁グッドバイ

何人もの女性と付き合っている男が、その全てと別れを告げるため、超絶美人の怪力女に彼女のフリをするよう依頼。しかし彼女は声だけが醜いという欠点を持ち、同時に人前では一切口を開かないようお願いする。

男はその絶世の美女を連れて、美人と評判の彼女達に別れを告げに行く。彼女たちは彼の隣にいる圧倒的美人を目の前に、男との恋を諦めるしかなかった・・・。

この作品凄くいいんですよ。何が良いかって、まずそのヒロインの特徴が良い。美人で怪力というちょっと通常では考えにくい設定が、結構そそります笑

ただこの作品は未完なので不満足に終わるかも。

➂惜別

老医師の手記という形式で、中国文学に革命を起こした魯迅がどのように文学を志していったかを描いた小説。日本に留学に来た周さん(後の魯迅)の人格や葛藤が明確に描かれています。

昔の人はこんなに志が高かったのか、と思わせる作品です。

改めて「志」が「士(侍)」の「心」である事を認識させられます。読んだら自分もアツく生きたくなる、そんな作品です。

④おわりに

他にも有名な『人間失格』や『斜陽』、『走れメロス』などがありこちらもおすすめ。

例えば『人間失格』の主人公は生き辛さを何とかやり過ごす為に「道化」という処世術を持って生き続けます。そしてこの「道化」は程度の差こそあれ、皆が持ってる秘密の要素です。もしかしたら気付いていない人もいるかもしれません。

そういう自分の秘密の部分が拡大して表現されて迫って来た時、何だか太宰と自分だけの秘密が出来たような気がします。

そして、ますます太宰が好きになってしまいます笑

今度は誰読もうかなー。

畜犬談グッド・バイ (新潮文庫)惜別 (新潮文庫)

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