『一房の葡萄』がほろ苦くてグッとくる。文豪・有島武郎の代表作。

文豪・有島武郎の『一房の葡萄』、いいですねぇ。

この物語の概要は、ある少年が友人の絵の具が欲しくて、盗んでしまうものの、すぐにバレてしまうお話です。

小学校の時の秘密裏の行動に共感できるひともいますね。ぼくもなんだか共感できちゃいます。

この本は文豪・有島武郎の代表作ですね。

良いところをちょっとあげてみましょう。

①短編ですぐに読み切れる。

この本は短編ですぐに読み切れるんですよ。めちゃくちゃ短い。

本が好きなひとであれば10分程度で読み切れちゃいます。

文豪の代表作が10分程度で読み切れるというのも珍しいですね。

②共感できる、悲しみ。

この物語は「盗み」による「ドキドキ感」、見つかったときの「絶望感」、「恥ずかしさ」などが盛り込まれています。

短編にもかかわらず多くのひとが共感できるポイントをギュッと凝縮してあるんですよね。

感情の起伏が非常に激しい物語なんで、多くのひとの琴線に触れるよう、構成されてあります。

まとめ

面白ポイントはこんな感じですが、最後にぼくの好きなシーンをご紹介。

盗みが発覚した主人公は、女教師によって反省した後、ブドウをもらったのですが、そのときの思い出を回想したラストシーン。

それにしても僕の大好きなあのいい先生はどこに行かれたでしょう。もう二度とは遇えないと知りながら、僕は今でもあの先生がいたらなあと思います。秋になるといつでも葡萄の房は紫色に色づいて美しく粉をふきますけれども、それを受けた大理石のような白い美しい手はどこにも見つかりません。ー本文より

ふと少年時代を振り返ったときの、寂寥感。なんかすごく共感。泣きそうになりますよね、そういうとき・・・。

共感ポイントはひとによって違うと思うんで、ぜひ本文を読んでみるのをオススメします!

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