郷ひろみさん著『ダディ』の内容が色々暴露しすぎてて凄い。知られざる郷さんの一面とは。

郷ひろみさんの『ダディ』が読みました。

ぼくは中学生の時から郷さんのファンでして、ずーーーっとこの本が読みたいと思ってたんですよ。

ただ原則電子書籍派のぼくにとって、紙の書籍しか出版されてなかったこの本にはなかなか手がでなかったんですよね。

しかし、最近「読みたい」気持ちが抑えられなくなり、家まで郵送してもらいました。

結果、1日で読み終えてしまいました。

若干長めの書評になりますが、早速いってみましょう。

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①コンセプト:元妻・二谷友里恵さんとの離婚までの経緯。

この本は、一時期世の中で「理想の夫婦」ともてはやされた郷ひろみ・二谷友里恵夫妻がどうして別れに至ってしまったのか、その経緯について書かれています。

当時、郷ひろみさんといえば時代の寵児。

デビュー曲『男の子女の子』以来固定ファンの心をガッツリ掴み、今に至っています。

「自分を律していないと気が済まない」という旨の発言をしており、その厳しさゆえに第一線で活躍し続けているのでしょう。

しかし、若さゆえに「男の子」としての郷ひろみもいるわけです。

郷さんは、若さゆえの過ちを冒し、二谷さんを傷つけてしまうのです。

 ふたりの結婚生活も破綻寸前、瀬戸際だった。それまでに何度も他愛ない喧嘩はしたが、これほどのシリアスな状態が訪れたことは一度もなかった。

 原因はすべてぼくにあった。

 女性関係だった。

 結婚しているぼくが、してはいけない行為を犯した。友里恵以外の数人の女性と、肉体的な関係をもったのだ。ー本文より。

二谷さん自身非常に純度の高い方だったらしく、スターとは言えど郷さんのそのような態度を許すことはできないのでした。

他にも、夫・郷ひろみvs男・郷ひろみが対決するシーンがいくつか語られています。

スーパースターならではの悩みですね。

郷さんはタレント・後藤久美子さんとの飲みの席での思い出を次のように回想しています。

 数人で会話をしていても、そこにはふたりだけの世界があった。ぼくたちは暗黙のうちに秘密を共有していた。みんなからは見えないところで手を握りあうことが、余計にぼくの心と体を刺激した。その行為がぼくをときめかせた。

 頭の中に久美ちゃんの声がきこえた気がした。

 (ひろみさん、わたしのこと好きでしょ。わたしのこと好きじゃないの?)

 こたえる代りに、久美ちゃんの手をギュッと握り締めた。

 それが答えだった。 ー本文より

なんだか書き写すだけで恥ずかしくなる文面です、、。

しかしこの本は「暴露本」という位置付けでもあるので、必要な記述だったんでしょう。

後藤さんとの関係を持った郷さんは後日、彼女とランチに行きます。

しかしどういうわけか、それが二谷さんにバレてしまい、会食中に電話がかかってくるという事態に。

こうして二人の中は、徐々に離れていくことになります・・・。

②みどころ:郷さんの繊細さと、世界観。

この本でハッキリするのは、郷さんの「日常への細やかさ」です。

日常を自分なりに解釈し、悩む姿が存分に味わえます。

言葉は悪いかもしれませんが、この本は一言で言うと「不倫して、仲が悪くなって、別れた」という内容。

しかしこの本は300ページ弱にも及ぶ読み応えのあるものになってます。

それは郷さんが日常をしっかり見つめ、しっかり感じて考えているからこそ出来たのではないでしょうか。

さらに、この本には郷さんなりの世界観なども局所に垣間見え、ファンにはたまらない内容となってます。

例えば、次の郷さんの信念などはその好例。

『人はだれでも、自分が思い描いたとおりの人間になれる』

 これはぼくの信条だ。

 しかし、それには血のでるほどの努力と忍耐を要する。願うだけでは神さまは力を貸してはくれない。必死になって自分の目標に向かっている姿に心を打たれて最後のひと押しという力を貸してくれるのだろう。努力とはひとに見せるものでもなんでもなく、自分のためであり、目に見えぬ神に向かって見せる姿なのだ。ー本文より。

これこそ郷ひろみさんの真骨頂。

この信念があったからこそ15歳のデビュー以後も第一線のステージに立ち続けることができるのでしょう。

また、郷さんは二谷さんとの間に二人の子供がいるのですが、その二人へのメッセージとして次の文を書いています。

 どんなに離れていようと、きみたちはダディの中に、そして、いつもそばに存在しているのだ。

 心から愛しつづけている。

「I love you!」

と言うダディの言葉に、

「I love you too, Daddy!」

とこたえるきみたちの声がきこえる……。ー本文より

これはちょっと、と思う方もいるかもしれませんね。

ぼくは、お子さんどういう思いを抱いているのかはわからないにも関わらず、このようなセリフを言う郷さんに、強い自我を感じてしまいました。

やはり郷さんが郷さんたる所以は、その圧倒的な自我にあるんだと思いますね。

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③まとめ!

モテる、繊細な、愚かな、薄情な、そして優しい郷さんがてんこ盛りの、超ナイーブな本でした。

郷さんは自身で「典型的なA型人間」と言ってるのですが、その性格がそのまま本に反映されていましたね。

担当も伝説の編集者・見城徹さんですから、その世界観はより正確に紙面に記されているのではないでしょうか。

この本を読み、郷ひろみさんの細やかで素敵な部分をたくさん見ることができました。

しかしその反面、「郷さんは父親ではなくスター」だと感じてしまったのも事実。

郷さん自身、一日のうち23時間55分が郷ひろみと断言してますから、やはり「スター」であることが生きるために欠かせないのでしょう。

その執着があるからこそ還暦をむかえた今でもキレのあるダンスも健在なんですよね。

しかし、そうであるがゆえに、「普通の父親」になるのは難しいのかなぁ、と感じてしまいました。

郷さんは2015/10/18に60歳の還暦をむかえましたが、常々「60代を人生のピークにするよう人生設計してきた」と言ってました。

なので、今後郷さんがどのように進化していくのか、非常に楽しみです。

確かに『よろしく哀愁』や『逢いたくてしかたない』などのバラードは、声量こそ下がったものの円熟が増したように思えます。

本書に記載された二谷さんとの経験が、郷さんをさらに上のステージにあげたのかもしれません。

しんどくても、しんどいままステージに立ち続けて成長し続ける、そんな郷さんを一ファンとしてこれからも応援していきたいと思います。

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