古屋兎丸さんのマンガ『人間失格』が面白い。原著の現代版でわかりやすい。

マンガ『人間失格』を知っているか。

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太宰治の希代の問題作「人間失格」を、現代社会を舞台に変え、完全コミック化! 「恥の多い生涯を送ってきました」――ネット上に見つけた大庭葉蔵の独白が赤裸々に綴られたページ。掲示されていた3枚の写真は、葉蔵の転落の人生の軌跡を描いていた。読み進めるほどに堕ち、崩壊していく葉蔵の人生。彼は何を恐れ、逃げていたのか。鬼才×鬼才、100年に一度の出会いが生み出した究極にして最強のコラボレート作! ここに登場!!ーAmazon 内容紹介より

太宰治の代表作『人間失格』をモチーフにして作られた本作。

原著も面白いんですが、このマンガもマジでおもろい。

グイグイ作者の世界へ引っ張り込まれ、気づいたら完結、そんな感じ。

現代にフォーカスしてるんで、古典系苦手な人でもサクサク読めるかと。

太宰は好き嫌いありますから、太宰嫌いな人はこれもしんどいかな。

共通してるのは圧倒的な人間不信。

自分嫌い。人嫌い。自己否定感。嘲笑、自己愛。

「ザ・ダメ人間」の主人公の絶望ストーリーは見ててウツになる。

でも、このウツがいいんだよね。

悪の部分って誰でも持ってて、あまり人には言いたくない。

そんな秘めたる思いを作品中でズバッと表現してくれると、繋がりができた感覚に陥る。

原作もそうだし、今作もそう。

決して楽しい作品じゃないけど、ある人にとっては救いになるかもしれない。