こんにちは、どろますた。です。
この記事では、ぼくが超絶おすすめしているイ-ストプレス社の「まんがで読破シリ-ズ」のおすすめ作品ランキングTOP10をご紹介。
「まんがで読破シリ-ズ」とは何かを知りたい方は以下の記事をご参考にしてみてください。
まんがで読破シリ-ズは作品数が非常に多いので、
と困る方も多いかと思いますので、この記事でまとめました。
実際たくさん読んでいくと、当たり外れがあるなぁ、というのが実感ですので…。
それでは早速いきましょう。
『ドン・キホ-テ』
セルバンデスの不朽の名作ドン・キホ-テ。
主人公の夢見る「ドン・キホ-テ」が、従者「サンチョ」を連れ、世の中の不正を正す騎士になるため旅に出る、というお話。
今でこそ、「意識高い系」という言葉がありますが、当時から、そのような人が描かれているのがおもしろいです。
しかしただのコメディ-で終わることわけではなく、ラストシ-ンはめちゃくちゃ示唆に富んでいますね。
この本は原典が非常に重いので、このまんがで読破シリ-ズだけで十分だと感じます。
興味ある方は原典にも当たってみてください。あまりおすすめできないのでリンクは貼りませんw
『人間失格』
天才・太宰治の代表作。
太宰治の全作品の中でも特に太宰色が色濃く反映されていて、今でも多くのファンを離しません。
ぼく自身太宰治の作品は全て読みましたが、この作品はぶっちぎりで面白かったですね。
「自分を偽って生きている」と感じている方には特に刺さりやすいようです。「あ、この主人公私のことだ…。」と驚く方が多いとのこと。
この作品はAmazonの書籍閲覧サービスであるKindle Unlimitedに登録すると無料で読めます。
Kindle Unlimitedについても解説しているので下記記事をご参考に。
時代背景が違うと読解しづらい、という方には、現代版リメイクの方をおすすめします。
もちろん原典も最高レベルにおもしろいですよ。
文章も短いので、たまの休日に1日かけてじっくり読んでみるのがいいかも。
『罪と罰』
ドストエフスキ-の代表作の一つ。
カラマ-ゾフと人気を二分している最高におもしろい作品です。
人を殺してしまった人間が、どのような精神状態に陥るのか。
逮捕されて投獄されればそれで罪を償えるのか。
本当の罪とは。本当の罰とは。
議論がわかれるところではありますが、ゆえに考えさせられる場面が多いです。
芸術系がお好きな人には自信を持っておすすめします!
『死に至る病』
デンマ-クの天才哲学者・キルケゴ-ルの代表作。
キルケゴ-ルは、実存主義のサキガケとなった人です。
人生における「絶望」とはいったい何か?を事細かに記しています。
一言で片付けられるはずの「絶望」という言葉を類型化して、それぞれについて詳細に記述しています。
有名な「死に至る病とは絶望のことである」という真意も、このマンガ一冊でわかりますね。
ただ、正直端折っている部分が多いので、まんがを読んだ方はぜひとも原典に当たってみるのをおすすめします。
おすすめは岩波文庫。リンク貼っておきます。
全部読みましたが、超おもしろかったです。興味ない部分は読み飛ばしていく感じでいいかと。
『国富論』
経済学の父・アダムスミスの代表作品。
岩波文庫だと全4巻ある膨大な分量を、なんと一冊でまとめてくれています。もう最高ですね。
このマンガは、原典における冗長な部分をカットしてエッセンスだけギュッとまとめてくれています。
これだけ抑えておけば、経済学部を出ていなくても、ちょっぴり経済について語れるようになりますねw
事実、このマンガを読み込んだだけで頭いいと勘違いされたことがあり、超絶嬉しかったですwwwww
たくさん作品を読みたい方へ
いや-マンガで古典が学べるなんて最高ですよね。
もちろん原典の方が内容は濃いわけですが、原典はむずい。。
まんがで読破シリ-ズをまず読んで、興味のある分野だけ原典にあたってみる、というのが良いかもしれません。
ちなみに、このシリ-ズのうちいくつかはAmazonのサ-ビスであるKindle Unlimitedに登録すれば読み放題です。
当然ながらぼくも登録してますw
「初月無料、その後月額980円で本・マンガが読み放題」という鬼畜っぷりw
たくさん読みたい方はKindle Unlimitedに登録してから購入した方が圧倒的にお得。
参考記事も貼っておきますね。