ドラマ『やまとなでしこ』が今でも色褪せない理由

この休日で『やまとなでしこ』を観た。

客室乗務員の神野桜子は、気配り上手で類まれな美貌を持つが、貧しい漁師の家に生まれた過去から、玉の輿に乗るべく、合コンに情熱を燃やしていた。大病院の御曹司を射止めても、更なる標的を狙う桜子の前に現れたのは、超金持ちの医者・中原欧介。しかし本当の彼は、小さな魚屋で恋愛に臆病だった。 心よりお金が大事と公言する一方で、亡き母が教えてくれたお金では買えないたった一つのものが頭を離れない桜子が、本当の恋を見つけるまでを描く物語である。

引用先:やまとなでしこ (テレビドラマ) – Wikipedia

いやー史上最高に面白かった。

もう3周以上観てるんだけど。

色んなドラマがある中、どうしてこのドラマが今でも色褪せないのか….!

①主演・松嶋菜々子の無双

三国志で言ったら呂布、サッカーで言ったらバルサのメッシみたいな。

そんな感じ。このドラマの松嶋菜々子は。

美人であることは言うまでもなく、お金に執着しつつもどこか寂しげ。大切なものを本当はわかっているのに無視しつづけるいじっ張りな感じ。

最強の美人なのに不満足げ。よく演技できるなぁ….すごすぎるンゴ…..。

②変わらない、普遍のテーマ

「譲れないもの」。

定義は一人一人違うものの、極めて大切な価値観。

譲れない部分。

お金かもしれない。優しさかもしれない。自由かもしれない。

当初、主人公・神野桜子の中では「お金」、相手役の欧介にとっては「相手に合わせること」だったんですよね。

それが、回を重ねるごとに変化していく。

重なり合う「大切なもの」。

「好きな人への愛」。

最終回で二人ともそれに気づき、ようやくハッピーエンドに。

 

 

 

….この「大切なもの」に中々気づかない、もどかしい。

この悶々とした気持ち、誰にもあるのではないでしょうか。

だからこそ、刺さる。

刺さる!刺さるぅぅぅ!!!!!

「自分にとって大切なことは、失って初めて気づくからこそたちが悪いんだ」。

欧介の親友・佐久間のセリフが絶妙。

③名言の数々

名言、多いんすよ。

 

まずは、初回。

貧乏がイヤで都会に出てきた神野桜子が放った一言。

私の武器はただ一つ。この美貌だ。 ードラマより引用

最初に言い放つんですよね、これを。。。。

心鷲掴みじゃないですか。

最終回。

欧介のもとに行くのをためらっている神野桜子に、佐久間の妻がいい放った一言。

欧介君を優しい殻から引きずり出せるのは、あなたしかいないかもしれない。ードラマより引用

そして最後。欧介に出会った桜子が、欧介に言い放つシーン。

残念ながら、あなたといると私が幸せなんです。ードラマより引用

大事なもの(だと思い込んでいた)である「お金持ちとの結婚」という軸から見ると残念ではあるが、一緒にいると私の心が幸せなのだ。

言われて一番嬉しいメッセージ。

「残念」と「幸せ」という相反した言葉を使って、過去に決別して今の幸せを噛みしめる。

幸せな到達点にたどり着いたぞ、と。

 

素晴らしいドラマだった。死ぬまでにあと何回見返すのだろう。






ABOUTこの記事をかいた人

毎日1000回読まれる書評系ブログの中の人。音楽と漫才をライフワークにし、自然溢れるのどかな場所に家を買うのが夢。