どう生きたいか?
ほとんど全ての人が日々悩み、考えていることですよね。
「将来は結婚したい」
「いつかは独立したい」
このように考えている人、多いのではないでしょうか。
しかし、実は自分が夢だと思っていたことが、意外にも世の中の影響を受けていることもあるのです。
ようは、ピュアな夢じゃなく、単に周りに影響されて夢だと「思い込んでいる」だけの場合もありますよということ。
だからこそ、思い込みを脱して自分に問いかける姿勢が大切ではないでしょうか。
この記事は、多様な生き方が目に入るようになった今だからこそ、自分の立ち位置を考え直してみよう、という内容です。
その夢、世の中の影響をうけてない?
人は周りの影響を受ける生き物です。
付き合っている5人の平均が自分だ、という説もあるくらいですからね。
さらに、ここでいう「影響」は、自分の周りの人間だけでなく、世の中の流れも含みます。
具体例として、「脱社畜」から「コツコツ真面目に会社員」への揺り戻しがきたときこそ、自分の価値観を見直すときだというブログ記事から引用します。
1957年。
米国の雑誌に衝撃的な実験結果が掲載された。
映画の中で、人間が意識できないほど短い1コマに
「コーラを飲め」
「ポップコーンを食べろ」
という文字メッセージを繰り返しはさんで放映したところ、コーラとポップコーンの売上が急増したというのだ。
このように、あまりにも短すぎて知覚できないものの、潜在意識に対して一定の影響を及ぼすものを「サブリミナル効果」と呼んだ。
まとめると、人は「周りの人」と「世の中の流れ」から影響を受ける、と言えます。
そして今回は、後者の「世の中の流れ」にフォーカスを当てます。
具体的には、ぼくが生まれた25年前から今に至るまでに、次の3つの流れが起こっていたと思います。
会社員さいこう!という流れ
25年前は、会社員が力を持っていた記憶がありますし、みなさん頷かれるところかと思います。
理由として、インターネットが発達していなかったことが挙げられます。
具体的には、
・インターネットが発達しておらず、個人で稼ぐことが難しかった
・インターネットが発達しておらず、個人で稼ぐ生き方が表に出てこなかった
などが挙げられます。
そのため、圧倒的多数の会社員のほうが影響力を持ち、つよい力を持っていたのですね。
(*だからこそ、会社員を「世間体がいい」と表現される方もいます。)
フリーランスという新たなながれ
しかし、インターネットの発達により個人で稼げる人が増え、かつその生き方がネット上で誰でも見られるようになりました。
具体的にはエンジニア、デザイナー、ライター等。
共通項は「スキルベースで、かつweb上で完結できる職種」。
インターネットのおかげで、フリーランスという新勢力が台頭しました。
副業の流行
今や書店にいくと、「副業」の本がたくさんあります。Kindleも然り。
国の中心である日本政府も、副業を推進しています。
かつ上記フリーランスで活動されている方のなかで、「まずは副業から」とおっしゃる方も多くいます。
友達と飲んでいても、株や投資を含めた副業の話が頻繁に出てくるようになりました。
もう、副業の波は東京を中心に浸透しつつあり、今後はもっと広まっていくことでしょう。
いま、会社員への揺り戻しが起こっている
しかし、フリーランスや副業のデメリットも確実に存在します。
例えば、フリーランスは福利厚生がない、税金を全額払わねばならない、銀行からの信用がないなど。
副業だって、会社にバレたら懲戒解雇のリスクもあります。
このようなデメリットもフリーランス・副業が知られていく中で、徐々に明るみに出てきました。
これ受け、「会社員がやはり良いのではないか」という流れが再度戻ってきたように思えます。
そして、ここが重要なのですが、自分が抱いている夢が、上に書いたながれの中で生まれた「ニセモノノユメ」である可能性はないか、ということです。
だとしたら、自身の人生のために今一度自分と向き合ってみるのもよいのではないでしょうか。
多様な生き方があるいま、自分の立ち位置を考えよう
会社員か?フリーランスか?副業するか?はたまた起業するか?
今一度立ち止まって考えてみるのもよいかなと思った次第です。
理由は、多様な主張に影響を受け続けると、自分の中のピュアな感情が抑えられてしまうからです。
「起業したい!」と思っていても、実はtwitterを鵜呑みにしているだけで、本当は会社員に向いているかもしれません。
逆に、会社員をやっていてもフリーランスに挑戦してみたいと心では思っているかもしれません。
大切なことは、外部に答えをもとめず、自分の心に問いかけてみること。
ちなみにワイの場合は、会社員を続けつつ、徐々に好きな音楽、漫才、文章を書く方向にシフトしていくことかな。