「体調不良で仕事どころではないから会社を辞めよう」
と思った時にやるべきことを当記事ではご紹介します。
ぼく自身、体調不良でどうしようも無くなったため退職をすることとなったのですが、あまりに衝動的に決め過ぎて、「事前知識を蓄えておけば…!!!」と少し残念に思いました。
私の二の舞にならないよう、お役に立てれば幸いです。
上司に相談する
貴方の体調不良の原因はなんですか?
もしかすると原因が人間関係の可能性もありますし、仕事内容が自分に合わない、といった場合も考えられますよね。
ですので、体調不良の原因を取り除くことができないか上司に相談するのがまず打つべき一手です。
会社の中には様々な職種があり、個々人によってストレスを抱えやすい職種は異なります。
上司に相談して仕事の最適化を図り、本当に退職が必要なのかを徹底的に検討してみましょう。
話はそれからです。
休職を検討する
「本当に退職でいいのか?」という視点も忘れてはいけません。
企業、特に大企業は休職制度が充実しており、手当てを貰いながら一定期間会社を休職することも可能です。
休職中はもちろん欠勤扱いですから給料は支払われませんが、代わりに手当てが支給される場合もあります。
しかも履歴書には在籍期間として記載できるケースが多いので履歴書に傷がつくこともありません。
退職は最後の手段と考え前段階として休職を検討してみましょう。
傷病手当金を申請する
実際に退職をしようと覚悟を決めたらそのまま退職してはなりません。
知らない人もいるかと思いますが、体調不良で退職する場合には傷病手当金が支給されます。
具体的には給与の2/3です。(個人差はありますが。)
注意点としては必ず在籍中に傷病手当金の申請手続きを済ませねばならないことです。
また医師からの診断書をもらい、かつ最低でも三日間は労務不能により会社を休んでいたという事実が必須です。
詳しくは加入している保険組合や会社の人事に聞くしかありませんが、気をつけねばならない点としては絶対に退職後に手続きしても申請が通ることがないことです。
ぼく自身、退職を決めた後に傷病手当金の存在を知り慌てて手続きを進めなんとか申請までこぎつけることができました。
退職金規定を確認する
最後に退職金の規定を確認しておきましょう。
退職金とは一定期間在籍した社員に対して企業が支払うお金の事です。
もしかすると貴方の会社は、貴方の退職月の翌月まで勤務しないと退職金がもらえないかもしれません。
もし一か月プラスで在籍していれば退職金の金額がグッと増えるかもしれません。
必ず規定を確認して出来る限り損しないよう工夫しましょう。
最後に
体調不良で会社を辞める場合、そもそも上記を考えることすら困難ですよね。
僕自身とても辛い中で作業を進めていました。
しかし残念なことに、どんなことも自己責任で事を進めていかねばならないのか社会人だったりしますw
この記事を見て最低限押さえておくポイントは分かると思いますので、出ご自身にとって最適な手続きを進めていきましょう…!!