豆腐メンタルをケアするためのおすすめ本を紹介するよ。
「上司に怒られて辛い」
「精神的に病んでる気がする」
という方に寄り添う本たちをご紹介。
自己啓発にありがちな自己主張強めの本は含まれていません。今回は「ケア」ですからね。
それでは行ってみましょう。
『「折れない心」を作る40のルール』
精神科医による、折れない心を作るためのチップスを40項目開設した本。
医学の知見と自身の経験がミックスされており、説得力と親しみが両方あって良かったです。
割と基礎的な内容が多いのですが、意外とできていないことも多いんですよね。
「自己否定しない」、「今に焦点を向ける」などの言葉にグサっと来る方にはおすすめ。
『道は開ける』
最も有名な本かもしれません。
「いや自己啓発じゃねーか」と思った方もいるかもしれませんが、この本で主張されていることは非常に古典的であり、押し付けがましくないのでピックアップしました。
「今日1日を生きる」、「悩みを紙に書き出す」等、的外れな主張がなく洗練されているのです。
この本は作者のデール・カーネギーがあらゆる古典を読み漁ってインタビューを積み重ねて作成されているため、「これは違うだろ」という項目がなくスッと入ってきます。
ちなみにこの本のタイトルは原著だと『How to Stop Worrying and Start Living』ですので、「悩みに対する処方箋」的な位置付けなんです。
紙の書籍で枕元に置いて読み進めていた日々がありました…何度も救われた不朽の名作。
『「本当の大人」になるための心理学』
この本は40代以降に向け書かれているのですが、20代や30代にもおすすめできます。
大人として成熟していくために必要な考え方が書かれていて面白い。
この本に書かれている考え方を実践すると、成熟はいうまでもなくメンタル面でも落ち着くだろうなと思いました。
年配の思考回路を拝借することをぼくは「思考信託」と呼んでおり、メンタルケアに役立つとも思ってます。
『『夜と霧』ビクトール・フランクルの言葉』
アウシュビッツ強制収容所に収監されたフランクル博士の代表作『夜と霧』のエッセンスを抜粋した本。
極限状態の人間心理を観察しつづけた精神科医の言葉にはもう説得力しかない。
好きな言葉を引用しておきます。
内面的な拠り所がないと、崩壊していく
-本文より引用
苦難に満ちた運命こそが、あなたの内面性・精神性を深めてくれる
-本文より引用
小説全般
メンタルが弱っている時、何度も小説に救われた経験があります。
小説には心を落ち着かせる独特の魅力があるんですよね。
活字を読むことで精神的にリラックスできる研究結果も出ているため、活字の多い小説は非常におすすめできます。
当ブログでは、おすすめ小説のリストを作成してありますので、ぜひご覧になってください。
自己啓発本はおすすめしない
一方、自己啓発本はおすすめしません。
メンタルが弱っている人は、主張の強い文章は読まない方が良い、というのが私見です。
自己啓発本の中に自分と反対の意見が堂々と書かれているのを見ると、「うわ、なんか私間違ってる?」とビビって落ち込んでしまうことも。(体験談)
小説など、押し付けがましくない活字に触れるのが良いでしょう。