読書のやる気をあげたい人に送る斎藤孝さんの『読書力』。読むぞ!という気分になります。

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斎藤孝さんといえば非常に有名な大学講師で、数々のご著書を出版されています。

この方の著書は「コミュニケーション」に焦点を当てているものが多いです。

具体的には、雑談力をあげる、話し方をトレーニングする、伝わる話し方を習得するなど、「円滑なコミュニケーション」の重要性と、その上達方法を記載したものですね。

ぼくも一度斎藤さんのご著書の書評を書いています。

(*関連:斎藤孝さんの『1分で大切なことを伝える技術』を読んで、思いを正確に伝えよう。

そして、斎藤さんがコミュニケーションの中核をなすと断言しているのが、「読書」です。彼の読書に対する思いは非常に強いです。読んでいると、「読むぞおおおお!!!』という気になってきます。

①本は読むべきだ!!

 本当に、「本を読む読まないは自由」なのだろうか。

 私はまったくそうは思わない。少なくとも大学生に関しては、百パーセント読書をしなければ駄目だと考えている。こんなことは大学ではかつては当たり前のことであった。ー本文より。

言い切っちゃってますねー。

何のために読書をするのか。読書をすると何がよいのか。こうした問いに対する私の答えは、たとえば、読書は自己形成のための糧だからであるというものであったり、読書はコミュニケーション力の基礎となるからだ、といったものである。ー本文より。

確かにそうかもしれませんね。読書とは「著者のメッセージを受けとる」作業であり、聞く姿勢が備わります。ぼくは喋ってばかりの人間だったのですが、大学で本を読み始めてきてからは多少人の話がきけるようになりました。

②読書した人の、「読書しなくていい」発言にだまされるな!

斎藤さんは本の中で、「本読みが、読書の必要性を否定するのに騙されるな!」という趣旨の発言をしています。

私がひどく怒りを覚えるのは、読書をたっぷりとしてきた人間が、読書など別に絶対にしなければいけないものでもない、などと言うのを聞いたときだ。こうした無責任な物言いには、腸が煮えくり返る。ましてや、本でそのような主張が述べられているのを見ると、なおさら腹が立つ。自分自身が本を書けるまでになったプロセスを全く省みないで、易きに流れそうな者に「読書はしなくてもいいんだ」という変な安心感を与える輩の欺瞞性に怒りを覚える。ー本文より。

斎藤さんがこの本で一番言いたいメッセージ。それは、「読書をしろ!」ということなのです。コミュニケーション力の向上のため、t読書は必須科目なのだそうです。

③終わりに

斎藤さんはこの本のなかで、

「じゃあどうやって本を読めばいいか?」

というところまで踏み込んで話しています。

具体的には「本を会話で引用する」、「本を読んだら人に話す」、「好きな文を書き写す」など、様々なHow toを丁寧に解説しています。

「読書が苦手だけど、トライしてみたい」という人に、かなりお勧めの一書です!

岩波新書の中ではかなり読みやすいです!

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