古典が好きなんですよ。
古典を読むと、毎回「なんだコイツは!?」とつい思ってしまうような強烈なキャラクターが出てきます。
更によく言われることですが、古典は時代の激流を乗り越えて今にまで残っているから読む価値があります。
だから「読むべき本は」と問われた時には「古典」と答えます笑
(もっとも、好きな本を読めばいいというのが私の持論で、読む「べき」という言葉は好きではないのですが笑)
FBでも一度紹介したのですが、今回はその古典の中でもぼくが特に気に入っているものを3つ紹介。
第3位 『人間とは何か』 マーク・トウェイン著
[amazonjs asin=”4003231139″ locale=”JP” title=”人間とは何か (岩波文庫)”]「人間とは機械である」―これがこの本全体に通底する考えです。人生
ちなみに「人間とは機械である」とは、「人間は環境に支配され、自分の欲望に
ボランティアを例に考えてみます。
ボランティアは、自らの意志でやろうと決意して行
つまり、人間とは環境ありきの存在なのです。
「若者」は自由意志など様々な例を持
厭世主義者による人間理解の最高峰で
(トウェイン風に言え
第2位 『死に至る病』 キルケゴール著
[amazonjs asin=”4003363531″ locale=”JP” title=”死に至る病 (岩波文庫)”]人生に絶望したことがある人はいますか?
ぼくは500回くらい絶望してます笑
何か大きな失敗をした時、失恋をした時、何
人により様々でしょうが、圧倒的なネガティブ
けれども、この本の言う「絶望」はちょっぴり違います。この本で言う絶
その様な人間は本来の自
そして精神的に死んでいる彼らは
キルケゴールは、これらの精神的死から独立するには「信仰による倫理的生き方」しか
内省を促し、真なる生の探究に向かわせる一書。オススメです。
第1位 『三国志演義』 羅貫中著
[amazonjs asin=”4003201213″ locale=”JP” title=”完訳 三国志〈1〉 (岩波文庫)”]突き抜けて面白いストーリー構成で、かつ様々な事柄を学べるのがこの『三国志演義』です。
ストーリーとしては後漢崩壊後の群雄割拠の時代を描いたものです。
この本からは大
1つ目は「快楽、私情に溺れる者は必ず失墜する」である。董卓や呂布など、その例は
曹操や劉備は違うのでは、と思う方もいるかもしれないが、彼等も例外ではありません。
曹操
自らの欲求を満たそうとした曹操は、部下の諫言に耳を貸さなくなり、結果
仁君劉備もその寛大かつ慈愛に満ちた性格で優秀な部下を集め中華統一を目指
ですが、関羽の死を契機に、優先すべき魏ではなく呉を征伐しようとし、結果
どんなに地道に積み上げても、利己主義に陥った瞬間、破滅に向かうのです。
2つ目は「自分がどの様な人間であるかがわかる」という事です。
三国志演義には様々な考え方を持つ人間が、これでもかというくらい沢山出て来ます。
真
この様に面白すぎる上に人間に関して様々なことが学べるのが、三国志演義の魅力です。
ちなみに勝手な自己分析ですが、ぼくはニコニコ他人と付き合っているが、自分の意見を主張するのが苦手で他人に利用されやすい魯粛タイプだと思っています笑笑
終わりに
ぶっちゃけ、古典最高です。何べん読んでも新しい発見があります。
それは自分が見落としていただけかもしれません。
成長して、見方が変わっただけなのかもしれません。
いずれにしても、新しい発見をするのは非常に愉快なので、今後も古典とのお付き合いを続けていきます笑笑