ぼくは大学入学以来友達があまり出来なかったので、ただひたすら本を読む日々を送っていました。
2年の秋にインドインターンが決定し、全ての本を売ったのですが、その時売った冊数が700冊ほど。
インターン中も300冊以上読んでますから、2年間でだいたい1000冊くらい読んだことになります。
人と会う代わりに、様々な本と出会いました。
強烈に胸に響く本。耳が痛い本。涙が止まらない本。アツくなる本。鳥肌が立つ本。イマイチな本。
今日は「人付き合い」のかわりに「本付き合い」しかしてこなかったぼくが、1000冊の中から絶賛できる本を厳選してご紹介します。
(*この記事は「自己啓発系」に限定して紹介します。)
①嫌われる勇気
[amazonjs asin=”4478025819″ locale=”JP” title=”嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え”]これは鉄板です。単独で書評記事も書いています。
(*【絶対読むべき!】発売から2年、なぜ『嫌われる勇気』は売れ続けるのか。参照。)
現代日本人のほとんどが抱える共通の悩み、「承認欲求」や、「嫌われたくない本能」などを明快に解説し、その上でどのように幸福までいたるかを説いた本。
哲人と悩める青年の対話形式になってるので読みやすい。哲学書を誰にでもわかりやすく解き明かした伝説的啓発本である。
何でもいいから悩みを抱えてる人は、ぜひとも「嫌われる勇気」を読んでほしい アドラー心理学を分かりやすく書いた本なんやけど、勇気づけの心理学と言われるだけあって、本当に勇気でるし、すっきりする 何より、シンプルな捉え方ができるようになる オススメです
— Ryosuke Fujioka (@rrrenjoy) 2015, 12月 11
②いつやるか?今でしょ!
[amazonjs asin=”4800226880″ locale=”JP” title=”いつやるか? 今でしょ! (宝島SUGOI文庫)”]東進ハイスクール林修先生が初めて出された本。発売日にすぐさま購入した日を今でも覚えている。
中身は、ただの自己啓発本。「考える習慣をつける」とか、「勝てる場所を見つけよ」とか、様々な啓発本に書かれている内容を再度書いている感じ。
じゃあ、なぜこの本を挙げるか?それは林先生が「現代文講師」であり、説明が死ぬほどわかりやすいからである。
ちびまるこちゃんや魚屋さんなど、読書に慣れていない人でも気軽に親しめる仕上がりになっている。
ナイス >> 【いつやるか? 今でしょ!/林 修】齋藤(孝)先生もそうだけど、トップクラスの講師が書く本は抜群に面白い。本書における林先生は予備校講師というよりも、哲学者として強い言葉を持ってい →http://t.co/Rf4egcpyQe #bookmeter
— とよあかさ【サードニックス】 (@toyoakasa22) 2015, 3月 24
③ゼロ
[amazonjs asin=”4478025800″ locale=”JP” title=”ゼロ―――なにもない自分に小さなイチを足していく”]ホリエモンこと堀江貴文さんの著書。「獄中を出て、反省しました」という内容だと勘違いしてる人が多いが、実際は違う。今までの等身大の彼の半生を振り返る、とても内省的な内容となっている。
ホリエモンもただのコミュ障で、童貞で、意地っ張りな人間だったのだ、ということがすごくよくわかる。
にもかかわらずなぜ彼があそこまでの出世をできたのか。それは「0を1にし続けてきた」から。
本当に、うまい。自分の弱さをさらけ出した上、成功のポイントを、誰にでもできる「一歩を踏み出すこと」としている。
読み手のことをしっかり考えて書かれた、自己啓発の名著である。
堀江貴文さんの著書「ゼロ」お勧めです。 大学生から20代の方は読んだほうがいいですよ。
— しま こうすけ (@kosuke_oda) 2015, 12月 6
終わりに
やはり売れる自己啓発本には理由があって。それは「徹底的に、読者目線である」ということ。
「俺もできなかったけど、ここまでこれたんです」
という「弱さ」と、誰でもできる「成功への道筋」の2つを明確に示しているのです。
他にもその2つを示す本はあるのですが、その中で「最もぼくの印象に残っている」3書を選びました。
興味のある方は、ぜひいちどみてみてくださいね。