みなさん、「ノンフィクション」のジャンル、お好きですか?
多くの人が「小説、漫画」など、「想像力」を発揮した作品を好みます。
しかし一方で、「ノンフィクション好き」も少なからず存在するんですね。
ぼくもノンフィクションが好きです。
大学の最初の2年にぼく本を1000冊以上読んだのですが、今日はその中で厳選した、面白いノンフィクションを3つ厳選してご紹介します。
①野獣の怒り
[amazonjs asin=”4575305111″ locale=”JP” title=”野獣の怒り”]ご存知ボブ・サップが記した、K-1業界の暴露本。
ファンの方はご存知でしょうが、ボブサップは試合を「棄権」したことがあります。
世間はそれを「ボブサップが相手を恐れた」と脚色しました。
しかし、その実は全然違うんですねえ・・・。
命を賭して戦ってるファイターたちに、ろくに給料を払わない、ずさんな運営陣。
それに怒る、ファイターたち。ボブサップもそのうちの一人。
K-1会のスターへとのし上がった男が語る、涙も出ないほど壮絶な暴露話に、興奮が止まりません。
お金の動きも、ボブサップクラスになると億が当たり前。
そんな異次元の世界を垣間見せてくれる稀有の本でもあるのです。
②消された一家
[amazonjs asin=”4101368511″ locale=”JP” title=”消された一家―北九州・連続監禁殺人事件 (新潮文庫)”]異次元な、ノンフィクション殺人の本です。
この本は、恐怖の鳥肌が止まりません。
まず、犯人の「松永」という男。
部屋の一室に、ある家族を監禁し、そこで殺人を命じたり、恥辱にまみれた行為をさせたりします。
この男、全く自分の手は下しません。
家族の中で、同士討ちをさせるのです。
下痢を吸わせたり、屍体の処理をその娘にやらせたり、とにかく残酷の極みです。
でも、これは事実なんです。
「幸せになりたい」とか、「何となく日々がつまらない」とか、そんなこと、どうでもよくなります。
次元が、違うのです。
@grandguignol_r 『消された一家』と『死刑でいいです』読んだ。衝撃的 理解できなくて何度か読み直した。
— Sayako (@Sacchannyadawa) 2015, 12月 16
③洗脳
[amazonjs asin=”4062186578″ locale=”JP” title=”洗脳 地獄の12年からの生還”]これもすごい。伝説バンド「X JAPAN」のボーカルのToshiが、自己啓発セミナー「ホームオブアート」のMASAYAに洗脳されてゆくお話。
舞台で一緒になった「守谷」という女性との交流を契機に、Toshiは、セミナーに没頭してゆき、X JAPANを崩壊へと向かわせてしまうのです。
本当に悪質。
奪われた金は、10億円。
彼らはまだ、逮捕されていない。
X JapanのTOSHIが洗脳されて大変なことになってたってはじめて知った。洗脳してた相手って逮捕されてないの?
— やなびP (@ken_takayanagi) 2015, 12月 17
④終わりに
どれも、すごい暴露本。
汚職、殺人、洗脳。
どれも、事実なんです。
普通に生活できている今が、どれくらい幸せなことか。
自分の悩みが一瞬にして「ちっぽけなもの」となり消失する、衝撃の3冊です。