いやー面白い記事だ。
ノルウェーの公立高校、時間割に「ゲーム」を加える
なんでもノルウェーにあるガーネス高校ではゲームが時間割に組み込まれたみたいですw
素晴らしい。
ノルウェーの公立ガーネス高校では、8月から「eスポーツ教育」を開始する。3年にわたって週に5時間、eスポーツを学び、ゲームに必要な反射神経、体力、我慢強さの向上にも取り組む。
ー本文より抜粋
目的は反射神経、体力、我慢強さの向上か。これはちょっと賛成、ちょっと反対。
反射神経は身につくと思う。ゲームを10時間以上やり続けたぼくからすると、ぼくの会話における「反応スピード」は間違いなくゲームで培いました。
音や光に対する反応スピードは確実にあがるんですよ、はい。
例えばスマブラで勝つには映像をみながら、最適な動きを瞬間で判断し、実行するわけです。考える余裕はありません。「頭ではなく身体で感じる」力が身につくと思いますね。
まあでも弊害もあって、「じっくり考える」訓練にはならないんですよ、ゲームって。自分の頭で考え抜くのも必要なので、それは別途養う必要がありますね。
ゲームをしていたら、「自分は将来どうなりたいのか」など、自分の本質的な部分が置いてけぼりになりやすいです。
また、現実逃避でゲームをする場合も多く、その場合は自分の悩みに向き合うこともできません。
ゲームに浸り続けると、自分に対して不誠実になってしまうなぁ、という実感がありますね。
二つ目の体力も結構つくかな。ゲームって結構疲れるんですよ。ぼくはポケモンハートゴールドを12時間ぶっ続けでやって全クリ(レッドを倒す)したことがありますが、その時の疲労感は半端ではありませんでした。根性がいるんですよ、なかなか。そういった意味でゲームは体力を培うことにもつながりますね。
ただ、我慢強さはつかないと思いますねえ・・・・。
なぜかっていうと、ゲームって気に入らないことがあればリセットできるんすよ。もちろん授業におけるルールで縛ることはできるんでしょうが、ゲームは「リアル」ではないので、どうしても「乗り越えなきゃいけない!」という危機感が生まれづらいんです。辛抱して、乗り切る必要性がそもそもないんですよ。
どっちかっていうと我慢強さは減ってくと思いますねえ・・・。ぼくは好きなことか、追い込まれた時以外は集中できないですもん。
ウメハラダイゴさんとかのレベルになるとまた違ってくるんでしょうがw
それでも新しい取り組みはいいですね。どんな成果が得られるか楽しみです。