このマンガも切なすぎて心にきますね。。
[amazonjs asin=”409188377X” locale=”JP” title=”俺はまだ本気出してないだけ 1 (IKKI COMICS)”]「俺はマンガ家になる」と、40歳で会社を辞め、夢を追いかける生活に入った男・大黒シズオ。父親からは顔を見るたびに説教され、幼なじみからは本気で心配され、17歳の娘に温かく見守られながら、マンガ執筆とバイトとサッカーゲームの日々。そんなある日、バイト先のハンバーガー屋にちょっとした問題児が入って… ーAmazon 内容紹介より
内容紹介の通り、このマンガはすごく切実で、世の中のほとんどに突き刺さる内容となってます。
今読み終えたんですがめっちゃ突き刺さってますね。
40歳で会社を辞めてマンガ家を目指したシズオ。
はたから見れば落ちこぼれのイカれた野郎です。
しかし、シズオは、人間の内奥に押し込まれた「自分らしく生きたい」という生き方を体現しているんですね。
これこそ、この作品が人に刺さる理由です。
「自分らしく」か「社会の要請通りに」のせめぎ合いの中で葛藤するのが普通。
そんな中、この作品は圧倒的に前者を選んでいます。ここですよね、いわゆる自己実現ってやつですね。
ぼくはこういう生き方、すごくカッコいいと思う。なぜなら自分が圧倒的にできないから。
多分読んでいる人のほとんどが、シズオのような「夢追い人」にはなれないのではないでしょうか?
この主人公はしかも、「まったく経験のない職業」に転職したわけですからねぇ。
凄すぎますね、はい。
まぁマンガの世界なんでここまで思い入れるのもアレですが、いろいろ考えさせてくれる作品ですよ。
[amazonjs asin=”409188377X” locale=”JP” title=”俺はまだ本気出してないだけ 1 (IKKI COMICS)”]あ、そうそう、このマンガは映画にもなってるんですよね。堤真一さんが主演で、こちらもいい作品でした。なんでこんな刺さるんだろう・・・。
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主人公は、他人や仲間を巻き込まない夢を追い求めるあたり、
そこは潔いという感想を抱いた。
更に、どこまでも前向きに生きている。
人生を「詰む」かどうかは、つくづくその人次第だ。
— 女装violin黒田;K.i.g.a.s (@KIGASJAPAN) 2016年4月12日
多分誰もが悩むトコロをズバッとついてるとこなんでしょうね。
真面目に生きてるけど、ぶっちゃけアウトローな生き方に憧れてる人って多いと思うんです。ぼくも大学中退してる人とかに割と憧れてますし。
逆にアウトローの人たちも「フツーになりたい」と思ってるのかも。
そういう誰しも持つ葛藤がテーマになってるのが刺さるポイントですな。
本当にオススメ。いい作品に出会ったなぁ。