この漫画も面白いなぁ。
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鈴原環は女子高生にして狩りのプロ。その標的は、人…!更正を期待出来ない犯罪者と、その肉体を必要とする患者。需要と供給が一致した時、少女の“仕事”が始まる!鬼才・ナガテユカが渾身の筆致で問う命の価値とは!?日本の地下社会で極秘裏に行われる“臓器売買”の闇に迫る衝撃作!!ーAmazon 内容紹介より
このマンガは「臓器売買」をテーマにした作品なんですよ。もっというと、秘密裏に行われている「闇売買」のお話。
フィクションですが、真実味もあって非常に面白かったですね。
まだ1巻しか読めていないのですが、早く続きが読みたいですねぇ。
なぜかKindleに読み込まれないんですよ。原因不明。
余談はさておき、このマンガは命の価値が等価であるかどうか、考えさせられます。
このマンガでは「病気の人」のために「社会的に悪な人たち」の臓器が奪い取られます。
時には生きたまま臓器を取り出すので、彼らは想像を絶する痛みに苦しんで死んでいくことになります。
社会的に悪とは、例えば幸せそうな親子を殺そうとした人。
彼は確かに犯罪を起こそうとしたわけですから、ある見方からすれば「悪」なのかもしれません。
でも、仮に彼が親子を殺して死刑になって刑務所に入ったとしても、果たして彼は「価値のない」人間なのか。
確かにマイナスなことをした、しかしその命は果たして価値のないものなのか。
意外と悩ましい問題であることに気づきますよね。
ちょっとよくわからないんですよ。
幸せな親子と殺人未遂犯を比べた時に、どっちの命が価値あるかどうかは基準がなくてよくわかりません。
普段軽蔑しがちな「犯罪者」も、ただ犯罪歴があるだけで、その反抗も魔が差しただけかもしれない。
魔がさすことなんて誰にでもありうるんだから、その魂に優劣はつけがたい。
そういう見方もあるわけですよね。
結局命の価値とかよくわかんなくなっちゃう、そんな作品です。
いろいろ考えさせられます。
マンガとしてはめちゃくちゃ読みやすくてワクワクする作品になっていますよ。
興味のある方はぜひ一度読んでみるのをお勧めします。
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最近エグイ系の作品を多めに読んでる気がしますが、刺激的で面白いっすよ。
特に『ミスミソウ』とかは最強レベル。
マンガ『ミスミソウ』が鬱すぎるけど止まらない。登場人物ほぼ病んでる。
[amazonjs asin=”B009WQ63AE” locale=”JP” title=”ミスミソウ: (1) (ぶんか社コミックス)”]このマンガも全員病んでて最高ですね。どす黒い世界観にグイグイ引き込まれる傑作です。
今日もマンガ読みまくろうかなぁ。