斎藤孝さんの『読書力』がめっちゃアツいです。
[amazonjs asin=”4004308011″ locale=”JP” title=”読書力 (岩波新書)”]この本は明治大学教授の斎藤孝さんの本。
本書は斎藤さんの熱気がすごくて,読むとこっちまでアツくなってくる、そんな本!
ちょっと紹介してみよう。
ざっくりいうと
この本はざっくり言うと、著者の斎藤さんが「読書の重要性についてアツく訴える」本。
この「アツく」というのがポイント。
多くの本が、論理的な文章構成となっている。
本の性格上、そうならざるを得ないところはある。
しかし、この『読書力』はとにかく著者の斎藤さんの訴えが「心に響く」のだ。
斎藤さんは、学生時代は読書を「絶対すべき」と説いている。
少なくとも大学生に関しては、百パーセント読書をしなければ駄目だと考えている。こんなことは大学ではかつては当たり前のことであった。ー本文より。
アツい。
理由をデータを使って論理的に書くのではなく、なかなか「センセーショナル」な語り口調で書かれているのがポイント。
詳細なデータこそないが、斎藤さんはその「読書をすべき理由」に関して以下のように述べている。
何のために読書をするのか。読書をすると何がよいのか。こうした問いに対する私の答えは、たとえば、読書は自己形成のための糧だからであるというものであったり、読書はコミュニケーション力の基礎となるからだ、といったものである。ー本文より。
読書をすることこそ、「コミュニケーションの基礎」となりうるのだ!!
この本は、「納得できる」というよりは「感化される」という方が適切だろう。
いい意味で「自己啓発」的な印象をうけた。
「読書って本当に必要なん?」と冷めているひとにおすすめ。
きっと、火がつく。
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