橘玲さんの『言ってはいけない』を読みました。
この社会にはきれいごとがあふれている。人間は誰しも平等で、努力すれば必ず報われ、〝見た目″はそれほど大した問題ではない――だが、それらは絵空事である。往々にして、努力は遺伝に勝てない。知能や学歴、年収、犯罪癖も例外ではなく、美人とブスの「美貌格差」は生涯で約3600万円もある。また、子育ての苦労や英才教育の多くは徒労に終わる……。進化論、遺伝学、脳科学の最新知見から、人気作家が次々と明かす「残酷すぎる真実」。読者諸氏、遺伝、見た目、教育、性に関する、口には出せない「不愉快な現実」を今こそ直視せよ!ーAmazon 内容紹介より
誰もが口にしない、不条理な真実をデータを交えて解説している本です。
これはめっちゃ面白かった。
【言ってはいけない 残酷すぎる真実 (新潮新書)/橘 玲】気安く口外しないよう警告されているユニークな本。別に危ない内容ではなく、遺伝子の影響力の大きさをデータとともに解説。知能や犯罪、美貌格差、性、… →https://t.co/7grSlrO8Zg #bookmeter
— Ryogo (@Ryogo_37) 2016年7月13日
ここまで「みたくない現実」を突きつける本も珍しいでしょう。
書籍は商業的な部分もあるわけですから、隠蔽される事実もあるよね。オムライスの中に閉じ込められたチャーハンのように( *`ω´)
内容紹介にもありますけど、「美人とブスの経済格差」とか、「努力は遺伝に勝てない」とか、グサッとくる内容ばかり。
「見た目」で人生は決まると、この本には書いてあります。
辛すぎるお。
その他にも「知能」に関することも書いてあります。
知能を決めるは単なる遺伝なのか。それとも環境なのか。
また、白人と黒人で違いはあるのか?
そんなことが惜しげなくズラズラ書いてあって、しんどいです。
読んでる途中に辛くなる時が一度はある、そんな本となっております笑
この本の核心部分は、この本のまえがきに記載されたこのフレーズ。
ひとは幸福になるために生きているけれど、幸福になるようにデザインされているわけではない。ーまえがきより
うひょう。。
もう、これ以上言わないでくれ、シャラップ。
しんどい本だ・・・。
ぼくみたいに指摘に弱い夢想家人間は読まない方が身のためかもしれない!!
そんなコワーイ一冊ですた(´Д` )
[amazonjs asin=”B01E6JQBD0″ locale=”JP” title=”言ってはいけない―残酷すぎる真実―(新潮新書)”]現実を突きつけてくる本だったら藤本篤志さんの『社畜のススメ』もいいっすよ!
(*関連:社畜のススメ by藤本篤志ー夢見がちな将来像を見直す契機となる本!)