もっと集中力をつけたい。
そう思っているひとは多いかと思います。ぼくもそうです。
「もっと集中できる環境があれば!」「もっと集中力がある素質だったら!」と何回おもったことでしょうか。
そんな「集中」の悩みを抱えている方には、佐々木正悟さんの『短時間で「完全集中」するメソッド』がおすすめです。
集中の本で、ここまで細かくまとめられた本は初めてでした。
内容を紹介します。
短時間で集中するには?
この本では,短時間で集中できるためのメソッドが全5章に渡って書いてあります。
多くの啓発本で、集中力のことに触れている本はたくさんありますよね。
しかし、この本ほどあらゆる方法を網羅している本は多くないでしょう。
まず、第0章では「自分を変えるマインドセット」と題して、自分の心にアプローチしていきます。
個人的に一番刺さったところは「思い込みを捨てきる」という項目。
「自分には集中力なんてない」というのは、思い込みにすぎず、即座に捨てきることが肝心なのです。
確かにどんなに「頑張ろう」と思って初めて見ても、「どうせ自分なんか」という思いがよぎると途端に集中できなくなりますね。
このように心にアクセスした後、1~4章で具体的な方法が網羅されています。
それぞれの章タイトルは以下のとおり。
「すぐやる人の「1分」メソッド」
「頭を整理する「書く」メソッド」
「環境を整理する「消す」メソッド」
「心を整理する「休む」メソッド」
全て書くのは情報量が多すぎてできないので、ここでは一番自分に「刺さった」項目を紹介します。
それは、「孤独感が集中を妨げる」という項目。
「自分は将来孤独になりそうだ」という気持ちの中では、テストに集中するのが難しいー本文より
これにはめちゃくちゃ納得できました。ぼくの経験からもこれはガチ。
個人的な話なんですが、受験期って、孤独に打ち込もうとする人ほど失敗してる印象があるんですよね。
一方で周りと仲良く情報交換しあう受験生の方が、うまくいってました。
孤独にやろうとすると、どうしても「周りが敵」に見えて、変な怒りの感情が出てきて集中できなくなっちゃうんですよね。
それよりは周りとうまーく会話しながらの方が、障壁を乗り越えやすいのです。
上記は自分の体験ですが、みなさんにも似たような心あたりがありませんか?
終わりに
この本は集中力をつけたい人におすすめ。
集中力の本は世に溢れている中、ぼくは基本的にこの本1冊で十分すぎると感じましたo(`ω´ )o
個人的な話ですが、「没頭すること」はぼくの人生の最重要項目なので、興味津々で読みました。
より一層豊かな毎日を送るために、「集中すること」は超重要です。
その最高の集中力をつけるために、この本は最高におすすめ!