面白い・・・・。
思い込みが激しい主人公が、俗世間から隔絶された地下室で独白する話。
その内容たるや、自己中、自己中、、これまた自己中!!!
「自己中だ」という自分の本性を隠している人には刺さる!!!
本で思い出したんだけど、地下室の手記のを読んだ時の衝撃なー☺️
初めて読んだドストさんの作品だった— するが (@ricky_4645) 2016年9月21日
『地下室の手記』を読んだ。なんの魅力もない主人公に激しい親近感を覚える
というより読んでて気持ちよかった— なしつぶ (@gastrodon423) 2016年9月16日
ツイートにもあるように、この小説に出てくる主人公、全く素敵な部分がないw
自分のことしか考えていないw あっしの自己中レベルもまだまだやな!!!
この物語の魅力は以下3点。
・古典だけど読みやすい
・主人公の自己中な世界観がハマる
・衝撃を受ける言葉の数々
・古典だけど読みやすい
古典は読みにくい作品がめちゃくちゃ多いですが、この作品は結構サクサク読める。
ドストエフスキーの代表作・カラマーゾフとか、全部理解するのはマジ無理ゲーだった。。
(*関連:読了に数ヶ月かかったドストエフスキーの代表作『カラマーゾフの兄弟』が面白かった3つの理由)
主人公の語り口調で物語が進行していくから、割と親しみを持って読み進められる!!
・主人公の自己中な世界観がハマる
主人公、自己中すぎる!!!ザ・自己中。キングオブ自己中。自己中の中の自己中。
世界の中心でもきっと自己中。ふぁっきゅー。
小説の最初の一文で、もう引き込まれてしまう。
俺は病んでいる……。ねじけた根性の男だ。人好きがしない男だ。ー本文より
いきなり自分disりから始まる。個人的に大好きな語り口。
「自虐」が好きなひとは絶対好きになれると思う、多分。
・衝撃を受ける言葉の数々
この小説にはいくつか名言が出てきてるんですが、その中でぼくが最も「おお!」と感情突き動かされたセリフを最後にご紹介。
世界が破滅するか、それとも俺が一杯の茶を飲めなくなるか?というなら、はっきり言っておくが、自分がいつでも好きな時に茶が飲めるためなら、俺は世界が破滅した って一向にかまわないのさ。ー本文より
な、、なんという自己中、、、、。ドン引き笑
終わりに
この作品は異質な面白さがあっていいんだけど、多分『地下室の手記』が好き!って言ったら友達がいなくなる、、笑
なのでハマっても公言しないことをおすすめする!!笑
作品としては最高だった!おすすめ!!
ドストエフスキーといえばカラマーゾフの兄弟。こちらも書評書いてます。
(関連:読了に数ヶ月かかったドストエフスキーの代表作『カラマーゾフの兄弟』が面白かった3つの理由)