2014年のミステリ-大賞を総なめにした『その女アレックス』。
人気だから面白いんだろう!という期待感を胸に読んでみました。
個人的に感じたところを含め書いていきますぜ。
『その女アレックス』のあらすじ
まずはあらすじから。序盤からエグイ。
凄まじい暴力から始まる。グロ注意。
序盤では、アレックスが何者かに監禁され、凄まじい暴力でフルボッコにされます。
髪の毛を掴まれボコボコにされたり、小さな箱に入れられネズミのエサになったり。
この時点でグロ小説決定で、「アレックスを助け出せ!」的な心情なります。
アレックスの救出劇がはじまる…と思いきや、スト-リ-は思わぬ方向に展開していくんですよ。
アレックスが被害者から「変なやつ」へ….
序盤でフルボッコにされていたアレックス。
しかし、アレックス周りを調査していた警部たちの捜査もあり、徐々にアレックスの被害者像が崩れていきます。
詳細は書きませんが、「あれ?こいつなんか変じゃね?」となっていきます。
何度も起こるどんでん返し
その後、アレックスの真実が暴かれだし、スト-リ-は一気に加速します。
アレックスは何者なのか、真犯人は誰なのか、彼女は最後どうなるのか!?
全てがラストを読むまでわからない、どんでん返しの連続でした。
『その女アレックス』の感想
次にこの小説の感想をちょっぴりと。完全に個人的な意見も入ってるので参考程度に。
まずは感想ツイ-トから
その女アレックス面白くて寝れんな
— ソー (@so_u_717) 2016年11月7日
「その女アレックス」
読んでるけど
テンションだだ落ちやわ。
がんばって読も。— 大木 万葉 (@CWaaiwaai) 2016年11月9日
「その女アレックス」まだ全然途中だけど読みやすいし面白いからオススメできる
— らふぁ (@RaPh4F) 2016年11月2日
裏切られる展開が面白い
ここからは自分の意見ですが、ガンガン裏切ってくる展開がびっくりの連続でよかった。
多分この小説の一番のキモは読者への裏切り。
「おいまじか」な展開が何回も出てくるのが好きな人はすごくハマると思う。
ちょっとクドい
一つ弱点をあげるなら、ちょっとクドいな、と感じてしまいました。
やはり洋書の翻訳はどうしても読みづらい。
ここは個々人の感覚によるんだけど、正直かなり飛ばし読みしました。
スト-リ-は面白いけど、文体が合わない感じでした。
『その女アレックス』を読んだ方におすすめの本
悲しみのイレ-ヌ
[amazonjs asin=”4167904802″ locale=”JP” title=”悲しみのイレーヌ (文春文庫 ル 6-3)”]この本も同じ著者による作品。アレックスの調査をした警部たちのお話になっており、読んだあとだと親しみが湧く。
…….といいつつ、ぼくはこれは読んでないんだけど笑
『その女アレックス』の前に読んだ方がイイ、という方もいますね。
『その女アレックス』まとめ
ということで、『その女アレックス』の書評記事でした。
面白いっちゃ面白いが、洋書のテイストが合う人におすすめの本ですね。
気になる方はポチっとしてみてくたさい。
んじゃ!