想像以上に就活が楽しい。
ESを書くのは得意じゃないけど、人と会うのは最高に楽しい。
正直、最初は就活に否定的なイメ-ジがあった。
揶揄されてるからだ。
「新卒一斉採用なんてやめればいいのに」という主張が、ネット上では散見される。
確かに、違う人間を一緒の時期に採用する、というのはおかしな話だ。
完全に企業の都合だ。
しかし、就活に詳しい人にあったりして、一つ気づいたことがある。
それは「社会は不合理である」ということ。
就活には一定の「圧勝内定の王道」なるものが存在する。
「就活は人間勝負だから正解がない」と言われがちだが、実際には、ある。
就活は、ル-ルを知ったものだけが圧勝できるようなシステムになっている。
確かに大手に就職が決まった同期も同じことを言っていた。
異常に上から目線だったので縁を切ろうと決めたのは内緒だがw
この就活というゲ-ムは、勝つためのル-ルを知らないと、どんなに能力が高くても負けるシステムになっている。
そこで、「誰も教えてくれなかっただろ!」と言っても、誰も聞いてくれない。
そんなのただの自己責任だ。他人からすれば「知るかよ」という話だ。
やはり、学校と同じで、社会も、正しいことを優しく教えてはくれない。
才能の差があること。いじめはなくならないこと。顔面のできが一生に大きな影響を与えること。働かないでも生きていけるほどの大金持ちがいること。
これらのことは、自分の人生の中で気づいた。
そういえば、誰も教えてくれなかった。
常に大事なことは、自分で掴み取ってきた。
ぼくは勝ったり負けたりの人生だけど、「勝ち」の回数が多かったように思う。
ぼくも苦労している自負はあるが、ぼく以上に悩み苦しんでいる人もいるに違いない。
勝ちが多い理由は、競争意欲が高いからだと思う。
今回も、就活というゲ-ムで戦うことにワクワクしている。
そして勝つためには、情報を自分で取っていく姿勢が不可欠だ。
正しいル-ルに沿って戦えば、必ず勝てる。
非常にオ-プンな戦いだ。
知ってるか知らないか。
ここが勝負の分かれ目。
能力は関係ない。
この事実に気づいたとき、ぼくは「なんて不合理なんだろう」と思った。
知識の有無だけで、勝敗が分かれるなんて。
でも確かに、三国志にも情報を知っているかどうかが勝敗をわけるシ-ンが多かった。
東南の風を呼び込んで勝利を収めた諸葛孔明は、東南風が吹くことを知っていた。
その諸葛孔明に勝った司馬懿仲達は、諸葛亮の寿命が尽きようとしているのを知っていたから、長期戦を挑んで勝利した。
昔から、そうなんだ。大事なのは、情報なんだ。
そして、それは自分で獲得しなきゃいけないんだ。
誰も教えてくれないんだ。
小学校から、イジメがあった。
いじめがなくならないことは、誰も教えてくれなかった。
親だって、友達だって、自分のために生きていることも、誰も教えてくれなかった。
全て不条理なんだ。
それを察知しなきゃいけないんだ。
自分で、学ばなきゃいけないんだ。
15年間学生をやってきて気づいたこと。
それは「大事なことは誰も教えてくれない」ということ。
そして、「自分で全力で学ぶ努力」をしなきゃいけないこと。
すごく腑に落ちた。
納得した。
情報を取りに行く。自分で、学ぶ。
大学に入って授業に出ないことを決め、自分で学ぶクセがついて、本当によかった。
正しいことを、自分で吸収し続けよう。
そうすれば、楽しい毎日が待っている。
ぼくは自分のやり方で情報を集め、アクションを起こし、世の中に尽くす。
喜んでくれる人を無限に増やし続ける。
それがぼくの夢。
その実現のため、貪欲に、学び続ける。
誰も教えてくれないから。