みなさん、喜怒哀楽ちゃんと出してますか?
「出してます!」
といえる方って実は少ない。
他人の視線を重視する日本社会において、「哀」、「怒」を素直に出せる人ってほとんどいないのではないでしょうか?
かろうじて出てくる「喜」や「楽」も、ただの演技でやってる事も多い。
つまり、今の社会では「喜怒哀楽」が正しく表現できない世界なのです。
これってしんどいですよね。
自分にとって素直になれる場所(家族や恋人との時間だったり、飲み会だったり)があればいいんですが、そういう場がない人もいますよね。
そういう無理した日々を送り続けると、ひねくれます。
「もういいや、一人で」とか、「孤独最高!」とか、非常に危ない思想にたどり着く事だってあります。
人は一人で幸せになれないのに。
これをどうやって防ぐか?ぼくは
「海外に行く事」
をオススメします。
ぼくは「怒」がどうしても出せない人間で悩んでいたのですが、インドに行って変わりました。
タクシーで怒り、クライアントに怒り、スーパーで怒り(もちろんちゃんと理由はありますよw)、もうキャラクターは別人格といっても過言じゃなかったです。
海外に行くと、へらへらしているとあっという間にぼったくられます。
ぼくの入ったのはインドですが、100回くらいぼったくられたと思います。
「自分で考え、不当な事は主張する」
ことが必要不可欠になってくるのです!
そうじゃないと、ぼられっぱなしで悲惨なことになってしまいます。
自分の生活に影響を与えるのですから、人付き合いは神真剣になります。
感謝するときはする、怒るときは怒る。そういう子供時代に普通にできていた
「当たり前」
がちゃんとできるようになります。
最近自分の闇と向き合う時間があり、また自己内部に闇を抱えた人と話す機会がちょいちょいありますが、そういう人に共通するのは
「素直な感情表現が苦手」
ということです。
誰かとはなすとき、相手に嫌われたくないから、傷つきたくないから、仮面をかぶって対応してしまうのです。どこかで自分をごまかしながら。
自分の本心をしっかり伝えること、それが難しいのであれば、思い切って環境変えて海外行くのもありかなあと感じるこの頃でした。
後、日本文化を相対化できるのも、海外あるあるです。
まず日本語が使えないので英語を使うようになります。
英語が使うと、言語の特性上の違いからハッキリものを言わざるを得ないんですね。
英語は機能的な文化ですから。