「将来的にどんなブログが残るのか」
をよく考える。
ブログが一般人にも解放されて久しい。
ブログを開設する人もあとを絶たない。
けれど、数年経っても残るブログって、本当に少ない。
ベンチャ-企業の95%が潰れるという話を聞いたことがあるけど、それよりも続いてるブログを探す方が大変なんじゃないか?w
そんな、厳しいブログ界で生き残るには、ぼくは「ファンに支えられる」ことが必須だと思う。
今、読まれるブログの多くが、グ-グル検索からの流入に頼っている。
ぼくのブログも9割型検索経由。
でも、welqの事件もあって、検索への信頼感ってのは徐々に減ってきてる。
これからは、「人」に信頼が傾く時代になる。
検索ではなく、人にだ。
ファッションの世界で、この動きは加速している。
例えば、イケてる服を買いたい、という人がいたとしよう。
彼女は、検索を使わず、インスタグラムを使って好きなモデルの衣装を見る。
その衣装を参考にして、グッズを揃えにいく。
これが今の、ファッション購入の新しい流れとなっているそうだ。
それは、検索エンジンへの不信感も多いに影響しているだろう。
検索エンジンは、良質なコンテンツじゃなくても「攻略」できるのだ。
もし本当に良質なコンテンツが上位表示されるのなら、「SEO対策」なんて言葉は存在しないはずだ。
今後は、情報の質を担保するものが、検索から人へと移っていく。
この動きは、今後さらに加速していくだろう。
今後生き残るブログ。
それは、検索に頼らない、「ブログ執筆人」に信頼がおけるブログだ。
ブログ記事の情報としての価値はそれほど高くある必要はなくなる。
「今日はどこどこに行ってきた。」
「今日は楽しかった」
「明日もがんばるぞ」
そんな芸能人が書くようなブログでも、管理人が信頼のおける人物であれば、読まれ続けるだろう。
というのも、その記事の価値は、情報ではなく「管理人」そのものにあるからだ。
まだ、ブログ業界ではSEO対策をしっかりして情報を発信している人が賞賛される傾向にある。
逆に日記とか、短文で終わるブログは批判の的になることが多い。
でも、数年後、立場は逆転していると思う。
価値は情報でなく、人に移る。
個人の影響力が、ますます価値をもつ。
もちろん、いい情報を発信して、検索流入を期待することもすばらしい。
けれど、資金力が圧倒的な大手企業に勝てるわけがない。
生き残るブログは、「管理人が影響力を持つ」ブログだ。
理想形は、芸能人のアメブロだ。
執筆人の人間力が試されくると思う。
文章がうまいだけでは、絶対に生き残れない時代がくる。