元ライブドア社長で、今もなお刺激的な発言で圧倒的な人気を誇る、堀江貴文さん著、『99%の会社はいらない』を読んだのでご紹介。
世の中には400万社を超える会社がありますが、堀江さんはそのほとんどを「いらない」とバッサリ。
世界を豊かにする経済活動を営む「会社」を「いらない」と断言する、その真意はどこにあるのでしょうか。
私自身、就職活動中でたくさんの会社を見て、「会社」を考える機会が多いので非常に勉強になり、何度も読み返している大好きな本です。
やりたいことを全力で楽しむ堀江さんが見る、「会社」とは。そして、なぜ「いらない」のか。
早速ご紹介しましょう。
近いうちに、仕事から解放される日がくる
堀江さん曰く、私たちは間も無く仕事から「解放」されます。
その要因は、主にAIの普及です。
AIは、誰でもできる仕事を代替していきます。
運転手、事務、アルバイト系全般など、脳みそが必要ないル-ティンワ-クは、確実にロボットに代替されていきます。
これを、「怖い」と感じる人がいるかもしれません。
しかし、堀江さんの考えはそうではなく、むしろ仕事がなくなることをポジティブに捉え、「仕事から解放される」と表現しています。
私たちは、ロボットのおかげでつまらない仕事から自由になるのです。
お金がなくても生きていける
さらに、堀江さんは「お金がなくても生きていける」と言っています。
例えば、娯楽。
私たちは、以前はお金を払って娯楽を楽しんでいました。
しかし今やネットのおかげで、無料でエンタ-テイメントを楽しめるようになりました。
お笑いやバラエティを見たければ、ネットを見ればすぐに楽しむことができます。
「遊び」を仕事にする
上記の理由で、私たちは、従来型の我慢を強いられる「仕事」をする必要がなくなります。
では、今後はどのように生きるべきか?
それは、「自分の好きなことを追求すること」です。
今後は「自分の時間を生きる」人が価値をうむ、と堀江さんは説いています。
自分の好きなことを、徹底的に突き詰める。
それは、好きなことでもいいし、もっと等身大の、「モテたい」とか「金持ちになりたい」とか、そういうものでも全く構いません。
自分にとって「遊び」と感じる部分を存分に追求し、価値を産めばいいのです。
ネットを使って高収入を目指せ!
「好きなことで価値を生む」といっても、具体的なやり方がわからないですよね。
例えばマンガが好きな人であっても、ただ読んでいるだけでは他人に価値を提供することはできません。
では、どうすればいいか?
堀江さんは、「ネットを使え」とといています。
下の図を見てください。
(*引用先:99%の会社はいらない)
この図は、エンタメ界のビジネスモデルです。
そして、上の図の右下にかいてある「ネット著名人型」になれ!と説いています。
今の世の中、ネット配信によって世界中から評価され、一躍スタ-になった人が何人もいます。
ネットを使えば、誰でもスポットライトを当てられるチャンスがあるのです。
終わりに
常に時代の最先端の情報をキャッチし、独自の視点で発言を堀江さん。
もちろん1つの意見ではありますが、得るところがたくさんある良本だと感じました。
特に、今後の世界の変化を理解した上で、日本人かどのように働き方を考えるべきかをハッキリ書いている部分は最高に勉強になります。
AIにより、仕事はなくなる。
しかし、それはネガティブな意味ではありません。
「仕事を奪われる」ではなく「仕事から解放される」のです。
だからこそ、やりたいことをやればいい。
やる気さえあれば、ネットというプラットフォ-ムで簡単に好きなことを価値に変換できるのです。
この記事で紹介した内容は、ほんの一部分です。
気になる方はぜひ本書を一度手にとってみてください。圧倒的に面白いですよ!